先日、テレビでマインドコントロールがきっかけで起きた事件が紹介されていました。
マインドコントロールとは恐ろしいもので、目の前で我が子に異変が起きているにもかかわらず、救急車を呼ぶことができず、餓死させてしまうという結果を招いたと紹介されていました。
では果たしてそのお母さんは、息子を愛していなかったのでしょうか?
そんなことは、全くありませんでした。
では、なぜ救急車を呼ぶことができなかったのでしょうか?
その原因が、マインドコントロールだったのです。
恐ろしいですよね。
では、そのマインドコントロールのきっかけは何だったのでしょうか?
それはママ友が言った「〇〇さんと〇〇さんは、あなたが家に呼んでくれるのは、結局贅沢な暮らしを自慢したいからだと言っているわよ」という嘘でした。
その嘘を信じてしまい、今まで仲の良かったママ友との付き合いを絶って、1人の人以外を信じられないようになってしまったということがきっかけでした。
誰にでも起こり得ることかもしれないので、気をつけなければいけません。
では、どうやって気をつければ良いのでしょうか?
過剰に気をつけてしまい人間関係リセット症候群になる前に、事実と解釈を分けて考えるようにすることが大切です。
目次
- とあるご婦人の話
- 事実と解釈を分ける
- 自分にできる事は!?
とあるご婦人の話
とあるご婦人が、次のように言っていました。
「実は〇〇さんとはずいぶん前から仲が良かったんだけど、最近疎遠になってしまったのよ」
その理由を聞いてみると、次のように言っていました。
「今までは、会えばいつも楽しく話していたのに、ある日ゴミ捨てに行って会った時に、しかめっ面で目も合わせてくれなかったのよ。私は何かしたのかしら!?と考えてみたんだけど分からなくてね〜。でもそれから、私も何か会うのが嫌になってしまってね。それから話をしなくなってしまって、今では連絡も取らなくなってしまったのよ〜」
あなたは、どう思いますか?
事実と解釈を分ける
先程のご婦人の話を、整理してみましょう。
まず、事実は何でしょうか?
事実は「それまで仲の良かったお友だちが、ある日、目を合わせてくれなかった」ということです。
たったそれだけです。
では、解釈はどうでしょうか?
解釈は「目を合わせてくれたかったので、何かがきっかけで私のことを嫌いになってしまったんだ」ということです。
実際に嫌いになってしまったかどうかは、分かりません。
では、そのお友だちの立場に立って考えてみるとどうでしょうか?
事実は「それまで仲の良かったお友だちが、ある日、目を合わせてくれなかった」ということです。
この事実は、お互いに同じです。
では、解釈はどうでしょうか?
ひょっとしたら、解釈も同じかもしれません。
でももし、お互いに嫌いになったわけではなかったとしたら、こんなことで人間関係をリセットしてしまうことは、とってももったいないことです。
自分の解釈を相手に確認することができれば、未来は全く変わっていたかもしれません。
だから、事実と解釈を分けて考えずに人間関係をリセットすることは、もったいないのです。
自分にできる事は!?
事実は常に1つであっても、解釈の仕方は人それぞれ無数にあるかもしれません。
解釈の仕方は、人の性格によるかもしれませんし、その人の受け止めによるかもしれませんし、様々なことが影響するでしょう。
だから慌てて人間関係をリセットして「もうなかったことにしよう〜」なんていう前に、その解釈が間違っているかもしれないと思うことが大切です。
もし良い解釈をしても、相手はそう思っていないかもしれません。
逆に悪い解釈をしていても、相手は何も気にしていないかもしれません。
だからその解釈はただの解釈と認識した上で、コミュニケーションをやめるという選択をしないことが大切です。
たとえ気まずい雰囲気になったとしても、それはただの誤解かもしれないと思い、相手に問いかけ、コミュニケーションを続けるために、どうしたら良いかを考えることが大切になります。
その時に、どんなコミュニケーションの取り方をすれば良いかという引き出しを多く持っていることも重要です。
だから「もうやだ〜」なんて人間関係リセット症候群になる前に、事実と解釈を分けて捉えることと共に、コミュニケーション能力を向上させていくことが大切なのです。
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