コミュニケーション能力を高めるにはたくさんの要素が必要です。経営コンサルタントとして学んだことや経験したことを中心に「コミュニケーション能力向上」に役立つ情報を(原則)毎週金曜日に配信しています。皆さまの未来に少しでも貢献できれば幸いです!

人事サポート, 人事の仕組み化

面接における採用担当者の本音を・・・少し公開

社会人であれば、誰でも面接を受けたことがあるでしょう。

そして人事に携わる人であれば、採用担当者として面接をする側に立ったことのある人もいるでしょう。

ここでは、面接における採用担当者の本音を少し公開します。

そんな面接においては、コミュニケーション能力が大切になってきます。

一方で面接中には、応募者のコミュニケーション能力を測ることも大切です。

なぜならば、仕事においてコミュニケーション能力が重要だからです。

ではコミュニケーション能力とは何か?と興味を持った方は、ぜひこちら「あなたの・・・コミュニケーション能力の課題が分かる本」をご覧ください。

目次         

  • 面接はお見合い
  • どうやって知るか?
  • 魅力的な人

面接はお見合い    

面接にはいくつかのステップがあり、それぞれに目的があります。

初対面となる一次面接では、お互いをよりよく知ることが目的となります。

企業側は応募者の履歴書を見て興味を持っているから一次面接を行うのであり、応募者も企業のホームページなどを見て興味を持っているから、一次面接に足を運ぶのです。

つまりお互いに興味を持っていて、第一段階としては相思相愛の関係にあるのです。

その相思相愛の関係が果たしてホンモノかどうかを見極めるために、一次面接があります。

だから一次面接では、お互いに相手をより知るためにどんどん質問をしていくことが大切です。

応募者は、採用担当者の質問に対していかに上手に答えるかという部分にフォーカスしがちですが、大切なことはそれだけではないのです。

人事の立場で面接を行う私としては、応募者にも企業を選ぶ権利が自分にもあるという気持ちをしっかりと持ち、どんどん遠慮なく質問してほしいと思っています。

そんな応募者には魅力を感じます。

どうやって知るか?  

ではどうやって相手を知れば良いのでしょうか?

面接では時間が限られているので、相手を知るためのコミュニケーション能力も大切です。

ここでは採用担当者として、面接で応募者を知るために行っていることを、一部ではありますがご紹介します。

まず採用担当者として、応募者の第一印象を五感で感じとることを大切にしています。

第一印象が良いか悪いかを見るのではなく、どのように第一印象をつくってきているかを見ます。

第一印象はあくまで外面であり、人間性そのものではありませんが、外面を気にするということは、気遣いをするということです。

だから第一印象で自分を良く見せるための努力を見るのではなく、相手を気持ちよくさせるための気遣いを見ます。

気遣いをして、相手を思いやる気持ちは、仕事においてとても大切です。

一方で第一印象はあくまで外面ですので、内面を知ることも大切です。

そのために大切なことは、相手に質問をさせるということです。

なぜならば、相手の質問で相手の内面を知ることができるからです。

採用担当者が質問をして、それに対する応募者の答えで相手を知ることができると思われがちですが、そこには限界があります。

なぜならばそのような質問に対して、応募者は事前に練習をして、外面をつくることが出来るため、内面が見えにくいことが多いからです。

しかし応募者が自分で考える質問には、相手の内面が現れてきます。

そのような質問を導き出すために、採用担当者は問いかける技術を磨く必要があります。

問いかける技術については、こちら「クローズドクエスチョンとオープンクエスチョン 〜会話が続かない人へ〜」をご覧ください。

魅力的な人      

ではどんな質問で、応募者の内面を見ることができるのでしょうか?

大きく分けると2つの質問に分けられます。

①:応募者が複数の候補企業と比較するための質問

例えばこんな質問です。

  • 給与(実際は質問ではなく事前に情報をキャッチ)
  • 年間休日
  • 手当もしくは補助
  • 福利厚生(ザクッとした質問が多いですが・・・)などなど

②:応募者がその会社に入ったことをイメージするための質問。

例えばこんな質問です。

  • 入社直後の業務
  • 入社後1年間の業務
  • 先輩社員の声
  • 先輩社員のやりがい
  • 先輩社員と話す機会の依頼などなど

この2つの質問を意識して応募者の質問を聞くと、相手の内面が見えてきます。

採用担当者が知りたいことは、この人は「他と比べて良い会社を探すために聞いている」のか、それとも「この会社で働きたいと思って聞いている」のかということです。

※ちなみに①のような質問をしてはいけないということではなく、①だけの質問をする人には魅力を感じないということです。

採用担当者としては「この会社で働きたいと思って聞いている」と感じられる質問をする応募者には魅力を感じます。

もしこのブログを応募者という立場で読んでくれている人は、ぜひこちら「社会人デビュー前の・・・大学4年生が後悔しないための本」もご覧ください。

また、世の中には色々な人がいますが、ここでも大きく2つのタイプに分けられます。

  • 1人目は、自分の利益のために一生懸命になる人です。
  • 2人目は、相手の利益のために一生懸命になれる人です。

これはどちらに分類するかということではなく、どちらの比重が大きいかということで分けられますが、相手の利益のために一生懸命になれる人はとても魅力的です。

自分が可愛いのは誰でも一緒かと思いますが、その上で相手の利益のために一生懸命になれることは簡単ではありませんが、日々意識したいものです。