プレゼンテーションにおける資料の作り方で大切なことは「分かりやすい資料にする」ということです。
分かりやすいと何が良いのかというと、それはプレゼンテーションにおいて相手に伝わりやすいという結果が得られるということです。
では、プレゼンテーションにおける資料の作り方で、「分かりやすい」とはどういうことなのでしょうか?
あなただったら、どのように考えますか?
分かりやすいという言葉の1つの定義は「思考を伴わなくても理解できる」ことだと私は考えています。
つまり、考えなくても理解できるということです。
それが、プレゼンテーションにおける資料の作り方で基本となる「ペライチの法則」です。
目次
- 失敗例
- 改善例
- 人の心理を考える
失敗例
「ペライチの法則」というのは私の造語ですが、その意味を事例と共にご紹介します。
ここでご紹介する事例は、システム変更に伴い新商品(新しいラベル)をお客様に提案する際に、旧商品を買い取っても良いかと社長に提案する時のお話です。
提案する側のAさんから相談を受けたのですが、Aさんは「買い取った方が良い」という意見を持っていました。
なぜならば、買い取るコストを考えても、今からお客様に新商品を使ってもらう方が、業務改善に繋がると考えていたからです。
そこで、数字を使って説得力のある資料を作った方がいいよとアドバイスをして、Aさんが作成したのが次の資料になります。


あなたは、この資料を見てどのように感じますか?
この資料は、縦にスクロールしていく中で理解が深められるようになっています。
言い方を変えれば、縦にスクロールしていかないと理解できないという資料です。
興味のある人以外は「分かりにくい」と感じてしまうかもしれません。
その理由は「理解をするために思考を伴う」からです。
つまり、考えないと分からない資料なので、伝わりにくくなるのです。
改善例
では、どうしたら良いのでしょうか?
あなただったら、どうしますか?
正解は1つではありませんが、次のようなものだったらどうでしょうか?

ここでのポイントは、印刷した時にペライチ(1枚)になっているということです。
上半分は、どれだけ事務作業が削減できるかということを表で表しています。
そして下半分は、現場作業がどれだけ削減できるかを表していますし、それが比較できるようになっています。
こうすることで、意思決定をする立場にある社長にとっても、ありがたい資料となるのです。
人の心理を考える
プレゼンテーションにおける資料の作り方では、「ペライチの法則」が重要なのですが、以前トヨタ自動車さんでも「提案する資料はA3用紙1枚で作成するように」と言っていたようです。
トヨタ自動車さんでは、「A3資料」や「A3レポート」と呼ばれ、今では世界中のビジネス界で「A3プロセス」として知られています。
意味合いとしては、「ペライチの法則」も全く一緒です。
プレゼンテーションの資料づくりは、ツールとして様々なものがあります。
- PowerPoint
- Keynote
- Googleスライド
- Plezi
- Canva
- Excel
- Word
最近ではAIを活用したGammaというものもあります。
私も使ったことがありますが、なかなかの精度で今後の資料づくりが変わっていくでしょう。
しかし、どんなツールで作成したプレゼンテーションの資料であったとしても、ペライチの法則、つまり1スライドに1メッセージという基本を意識する作り方が大切なのです。
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