タイピング(パソコン入力作業)の練習を、したことはありますか?
パソコンを使う仕事をしている人であれば、誰でもタイピングを速くしたいと思ったことは、あるのではないでしょうか?私もその1人です。
では、どうやってスピードアップしますか?
あっ、最初にお伝えしておきますが、ここでは次のようなことは書いていませんので、具体的なことを知りたい時は申し訳ございませんが、他のサイトをご覧ください。
- キーボードの配列。
- 指の置き方(基本ポジション)。
- 基本的な姿勢、などなど。
ここでご紹介するのは・・・、
スキルアップは楽しくやったほうがいいという企画事例です!
タイピング練習をみんなで楽しくやるための「パソコン大会」という簡単な企画事例です。
目次
- 企画の概要
- 人が育つ環境づくり
企画の概要
この企画は、今から10年以上前の事例ですが・・・。
その名も・・・「パソコン大会」(笑)
なんか「昭和」の匂いがするようなタイトルですよね(笑)
詳細は次のような感じです。
名称:パソコン大会
内容:次の7ステップです。
- 自分で読んだ本で「いいな〜」と思うページ(原則2ページ)を印刷します。
- その印刷した用紙を、1人1人ワードに入力していきます。
- 「ヨーイドン!」でスタートし、その入力時間を競います。
- 入力が終わったら、お互いにミス(誤字脱字)をチェックします。
- 採点してミス(誤字脱字)があったら、1ヶ所につき15秒を入力時間にプラスします。
- 最終的に、入力時間+誤字脱字時間(15秒/1ミス)の合計時間が最も少ない人が優勝です。
- 優勝者に対してご褒美、もしくはそれ以外の人に罰ゲームを設定します。(ちなみにこの事例では、1位の人が他の2人にご飯をおごってもらいました)
簡単じゃないですか!?
タイピングのスピードアップに取り組む前に、自分自身のタイピングスキルを客観視することを優先した企画です。
人が育つ環境づくり
「人を育てる」なんてできないと私は思っています。
なぜならば「人が育つ」かどうかは、当事者次第だからです。
では、周りの人は何もできないのかというと、そんなこともありません。
できることは「育つきっかけとなる気づきボールを投げること」や「勝手に育ってしまうような環境をつくること」、そして時には強制するようなことが必要な時もあるかもしれません。
詳しくはこちら「教育とは命令だ!!」をご覧ください。
今回ご紹介した「パソコン大会」は、本を読むきっかけにもなりましたし、もちろんタイピングのスピードアップにも繋がりました。
それは、一人ひとりがタイピングに関心を持ったことが要因だったのです。
何かを学んだり、スキルアップにチャレンジする時に、グループで取り組むメリットはたくさんあります。
その時のポイントは、「楽しくやること」です。
楽しみ方は人それぞれですし、楽しむ方法は無限大です。
そしてこれを社内で取り組む際には、「楽しめる風土」や「楽しい雰囲気」などを含めた「組織づくり」が大切です。
「やらなければいけない」ではなく、「ついつい楽しくやってしまう」という仕掛け(企画力)が大切です。
ちなみに今は進化したツールを使い、オンライン上の無料アプリを活用しています。
なかなか楽しいものです。
この事例が誰かの、またはどこかの会社のお役に立てば幸いです。