コミュニケーション能力を高めるにはたくさんの要素が必要です。経営コンサルタントとして学んだことや経験したことを中心に「コミュニケーション能力向上」に役立つ情報を(原則)毎週金曜日に配信しています。皆さまの未来に少しでも貢献できれば幸いです!

企画力, コミュニケーションスキル, コミュニケーションの仕組み化

企画力を発揮する3つのポイント

組織やプロジェクトのリーダーであったり、新しいことが好きという人は、よく企画を考えることがあると思います。

私もその1人で、大小ありますがほぼ毎月新しい企画を考えます。

企画を考えることは好きですか?

企画力を高めたいと思いますか?

組織やプロジェクトのリーダーであったり、新しいことが好きという人は、よく企画を考えることがあると思います。私もその1人で、大小ありますがほぼ毎月新しい企画を考えます。

もちろんうまくいく時もあれば、そうでない時もあります。

目次         

  • はじめに
  • 目的を明確にする
  • コンテンツを考える
  • キーマンを有効活用
  • おさらい

はじめに       

企画というものは、経験値が増えれば増えるほど成功率が上がり、大切なポイントが見えてきます。

しかしもちろん、経験値が増えればいいというだけではありません。

ここでは私なりに感じる「企画力を発揮する3つのポイント」を事例を通してご紹介します。

基本のイメージマップはいつものこれです。

①目的を明確にする   

たとえば今回の事例では・・・、

目的は、社員1人1人に「今まで以上に健康に留意してほしい」ということです。

皆さんもよかったら一緒にお考えください。

目的をもっと噛み砕いていうと、「健康に関心を持って欲しい」「自己管理能力を身に付けてほしい」ということです。

②コンテンツを考える 

当たり前のことですが、これがめちゃくちゃ大切です。ここが企画担当者の腕の見せ所です。

このコンテンツを大きく2つのパターンに分けると、次のようになります。

1つ目は、目的を前面に打ち出す企画」のパターンです。

このような企画の場合には、企画担当者の熱量が大切です。

そしてその発信内容では、対象者の欲望をかき立てたり、恐怖心を煽るようなメッセージも必要になる時もあります。企画担当者の熱量で、対象者を巻き込むイメージです。

2つ目は、目的を前面に打ち出さない企画」のパターンです。

このような企画の場合には、企画担当者の熱量よりも知恵が大切になります。

熱い想いは絶対に必要ですが、その想いは笑顔の下に閉じ込めておき、見た目は常に笑顔というイメージです。

2つのパターンを図にすると、次のようなイメージです。

③キーマンを有効活用 

いわゆるインフルエンサーです。このキーマンの活用については、キーマンの見つけ方や、巻き込み方など奥が深いので、またの機会にご説明します。

・・具体的な事例・・・

企画の目的は先ほどご説明したように、「今まで以上に健康に留意してほしい」ということです。

そこで今回企画したコンテンツは、「健康診断の結果に応じて、元気手当という特別手当を支給します」というものです。

その支給を決める要素は、次の3つです。

  1. 病欠の日数
  2. BMIの数値
  3. 診断結果に記載のある※マークの数

この企画を発表すると、何人かの社員が疑問を持って、ネガティブメッセージを届けてくれました(笑)

その中の1人が言ったことは・・・、

  • 「体脂肪率を入れたほうがいいんじゃないですか」
  • 「男女の差があるのでルールが公平ではないんじゃないですか」
  • 「現状が1人1人バラバラなので、それを考慮した方が良いじゃないですか」

などなど。

結論から言うと、この人がキーマンです。

キーマンの絶対条件は、エネルギーを持っていることです。

たとえそのエネルギーが負のエネルギーであっても、その活かし方次第で重要なキーマンになります。

ポジティブな受け止め方をしてくれる人であっても、エネルギーが乏しい人はキーマンになりません。

この時の活かし方は、次のような形でした。

対象者全員に対して、次のような発言をしました。

「◯◯さん(キーマン)から、次のような質問をもらいました。

今回の企画のもともとの目的が、社員1人1人に「今まで以上に健康に留意してほしい」ということなので、関心を持ってもらえることはとても嬉しいです。ありがとうございます。

そして今回の元気手当は、〇〇さんのような人にとってほしいと個人的には思っています。

そして質問をしてくれた内容については、色々と検討した結果今回は変更なしでいきます。しかし、来年の運用ルールのアイディアとさせていただきます。

そして、今後も〇〇さんのような前向きな質問があれば、いつでもウェルカムです」

その後このキーマンは、8キロの減量に成功し、食事を見直し、健康診断に臨みました。

また、健康診断を終えた時には、多くの社員が自己採点をして、自分が元気手当を獲得できるかどうかなど、たくさんの関心を持ってくれました。

そして気になる結果は・・・。

対象者の約6割が元気手当を獲得しました。そして最上級である「超元気手当」の支給は、キーマンである〇〇さんただ1人が獲得しました。

そして支給の時には、〇〇さんが取り組んできた内容をみんなの前で発表してもらいました。その中で、来年に向けてのコミットメントも自主的に発表してくれました。

〇〇さんのおかげで、企画は大成功です。

おさらい       

あくまで1つの事例ですが・・・、

企画力を発揮する3つのポイントはこちらです!

  1. 目的を明確にする
  2. コンテンツをよーく考える
  3. キーマンを有効活用する

企画を考える時の参考にしていただければ幸いです。