「仕事において、人間関係が原因で起きている問題が多々あります」って、思うことはありませんか?
人間関係が拗れた1つの事例は、こちらをご覧ください。
何か問題が起きた時に、それを掘り下げていき、根本原因を追求していくと「それってこの人とこの人のコミュニケーションの問題じゃないの。結局、その人間関係が問題じゃないの」と思うことって、誰にでも経験があるのではないでしょうか?
言い換えれば人間関係を向上させることができれば、改善できる問題が多いということです。
社会に出る前に、高校や大学で様々な知識や専門的なことを学ぶ機会がありますが、人間関係においては、日常の中で学んでいくしかないのが現状です。
だからこそ、日々の考え方や捉え方が大切になってきます。
ここでは、職場での人間関係で大切なことをご紹介します。
目次
- MUSTの呪文
- みんなと仲良くできる!?
- 違いは尊い
MUSTの呪文
職場での人間関係において、私は1つの呪文があると思っています。
それは「みんなと仲良くしなければならない」とか「みんなと良い人間関係を築いていかなければいけない」というものです。
これを私は「MUSTの呪文」と呼んでいます。
「〜しなければいけない」という考え方は、強さを発揮することがあります。
例えば、自分が毎日継続していこうと何かを決めたとします。
そして、その自分との約束を守ろうとしている中で「今日はやる気が起きないからやめようかな」と思った時に「いやいや、これは自分で決めたことだから、今日何が何でもやらなければいけない」という気持ちが、自分を奮い立たせてくれることがあります。
だから「〜しなければいけない」というMUSTの捉え方は素晴らしいのです。
しかし一方で「こうでなければいけない」というあるべき論が、視野を狭くしてしまう危険性もあります。
例えば「自分は〇〇でなければいけない」という考え方に囚われすぎて、本来の自分との間にギャップが生まれ、精神バランスが崩れてしまうこともありますので、気をつけなければいけません。
みんなと仲良くできる!?
では、職場での人間関係において「みんなと仲良くしなければいけない」というMUSTの考え方はどうでしょうか?
結論からいうと、この考え方は危険です。
なぜならば、みんなと仲良くすることなんてできないからです。
人間には「合う合わない」という感性があります。
その感性は、理屈では説明しにくいことがありますし、言語化することが難しいものです。
例えば「好き」という感情が生まれた時に「なんでこんなに好きなの!?」と自問自答をしたとします。
そうすると、自分の感情を言語化しようとして「見た目が好き」とか「性格が好き」とか「優しいところが好き」などと、色々と理由を見つけていくことができます。
しかし、見た目や性格が良くて、さらに優しい人をみんな好きになるかというと、そうとは限りません。
なぜかというと、そこには言葉にはできない感性があるからです。
違いは尊い
人間は一人ひとりが違う感性を持っているから、みんなを同じように好きになることはできないし、同様にみんなと仲良くすることもできません。
しかし、これは何も悪いことではありませんし、当たり前のことです。
だから職場での人間関係において「みんなと仲良くしなければいけない」と考えないことが大切です。
では、どうすれば良いのでしょうか?
嫌いな人はそのまま嫌いでも良いという意味ではありませんし、人間関係を諦めてしまい、何もしないことはよくありませんし、それはもったいないことです。
なぜもったいないのかというと、その人と接する中で学ぶチャンスを逸してしまうからです。
では、どのようなことを考えて人と接すれば良いのでしょうか?
それは、自分との違いを楽しむことです。
世界中で、あなたという人間は一人しかいません。
ということは、一人ひとりが違う個性を持っているということです。
感性の似た人とは居心地が良いかもしれませんが、そこには気づきが少ないというデメリットがあります。
社会人1年生の人が「この仕事は、私には合っていない」と言ってしまうのと同じように、感性の違う人との接点を避けることは、自分の可能性や成長に蓋をしてしまうことになってしまうのです。
だから「みんなと仲良くしなければいけない」と無理に考えずに、自分との違いに目を向け、その違いから何かを学ぶ姿勢が大切になります。
そうやって学ぶという考え方を習慣化できると、人との出会いが楽しくなりますし、結果的に仕事においても、良い人間関係が築きやすくなるのです。
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