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幹部育成, 人事の仕組み化

「相談しにくい上司と話したくない」と言われないために ~たった1つの心がけ~

突然ですが・・・あなたには部下がいますか?

もしいるのであれば、あなたは上司になりますね。

一方で、もしいないという人でも上司はいると思います。

では、その上司とはどんな人ですか?

  • 良い上司
  • 頼りになる上司
  • 尊敬する上司
  • 嫌いな上司
  • 憎たらしい上司(笑)

そんな上司の評価において「相談」のしやすさも大切なポイントではないでしょうか?

ここでは「相談しにくい上司と話したくない」なんてことを言われないようにするための簡単なポイントをご紹介します。

目次         

  • 相談しにくい上司
  • 大切な分かれ道
  • 上司の問いかける技術

相談しにくい上司   

まず・・・ズバリ、相談しにくい上司とは、どのような人でしょうか?

一般的な意見は、次のようなものでしょうか。

  • 話が長い
  • 話を聞いてくれない
  • 相談しても「あるべき論」で返ってくる
  • 相談しても欲しい答えが得られない
  • 話しかけにくい

あなたが上司の立場であれば、いかがですか?

もしくは、あなたの上司はいかがですか?

「相談しにくい」という課題があるとすれば、その原因は専門知識の欠如でもなければ、貴重な経験でもなく、コミュニケーション能力なのです。

詳しくは、こちらの書籍「コミュニケーション能力の課題が分かる本 ~コミュ能力はたった5ステップで劇的に向上する〜」をご覧ください。

しかしこの「相談しにくい上司」という課題をなかなかクリアできない上司がいます。

それは、なぜでしょうか?

1人1人に聞いてみないと真の理由は分かりませんが、私が感じる理由は「大した問題ではないと思っている」ということです。

そうなんです。部下と向き合っていないのです。

上司と部下として向き合うのではなく、人間同士として向き合うことが大切なのです。

だからまず「相談しにくい」という課題は「大した問題だ!!」という謙虚な姿勢が必要なのです。

相談しにくい上司がいるということは、それで困る部下がいるわけであり、その時点で1人だけの問題ではないのですが、そのことを重んじていない人が多いかもしれません。

そんなことを書きながら「自分がそうなっていないか!?」自問自答する日々です(笑)

大切な分かれ道    

では「相談しにくい上司と話したくない」なんてことを言われないようにするために、どうしたら良いのでしょうか?

これだけやればいいという簡単な話ではありませんが、これだけを実践するだけで間違いなく変わるというものがあります。

それは、相談をされた時の最初の反応です。

「ちょっといいですか?」と相談された時に、あなた(上司)はどのように反応していますか?

もしくは、あなたの上司はどのように反応していますか?

この部分に意識があるかないかが、大切です。

分かりやすい例をご紹介します。

 

【相談しにくい上司】

・今ちょっといいですか?

 ⇒(ちょっと不機嫌そうな顔で)いいよ~。

 

・今ちょっといいですか?

 ⇒(すごく忙しそうな雰囲気を醸し出しながら)後にしてくれる!?

 

・今ちょっといいですか?

 ⇒(なぜかしかめっ面で)何!?

 

こんな人っていますよね!?

書きながら自分も気をつけないと・・・。

 

一方で・・・

【相談しやすい上司】

・今ちょっといいですか?

 ⇒(優しい笑顔で)もちろん!!

 

・今ちょっといいですか?

 ⇒もちろん、待ってたよ~(ってちょっとふざけた感じで)

 

・今ちょっといいですか?

 ⇒暇してたところだから、今でもいつでもいいよ~(ってひと笑い取るような感じで)

 

これだけなのですが、大切な分かれ道なのです。

上司の問いかける技術 

「相談しにくい」という課題をクリアしないと、部下の状況が把握できないし、何よりも部下との良い人間関係が構築できません。

だいたい「相談しにくい」という人は「話しにくい」ものなのです。

では「相談しにくい」という課題をクリアしたとしたら、その次の課題は何でしょうか?

「相談に答える」ということでしょうか?

もちろんその課題もありますが、大切なポイントは「問いには問いで返す」ということです。

詳しくはこちら「交渉術の仕組み化② 〜問う技術の重要性〜」をご覧ください。

例えばこんな感じです。

 

「〇〇について、どうしたらいいでしょうか?」

 ⇒「なるほどね~、あなただったらどうしたらいいと思う?」

 

「○○について、こうしたらいいと思うのですが、いかがでしょうか?」

 ⇒「それはいいね~、その後はどうしたらいいかな~??」

 

「○○について、こうしたいのですが、いかがでしょうか?」

 ⇒「それはいいね~、それはいつまでにできるかな?」

 

上司には「指導する」という役割がありますが、さらに「育成する」という役割もあるとすれば、気づきボールを投げ続けることが大切です。

ボールの投げ方は色々とありますが、まずは「相談しにくい」という課題をクリアしないと、ボールを投げるチャンスも得られないということです。

「相談しにくい上司と話したくない」なんてことを言われないようにするために、まずは謙虚に自分自身の振る舞いを見つめ直すことが大切ですね!