人生の宝はご縁ですが、そのご縁も「良きご縁」であることで、良き運命が開かれていきます。
だから「良きご縁」に出会うことは、とてもラッキーなことですが、ラッキーだけではないのも事実です。
「良きご縁」は、自ら引き寄せることもできます。
「本当に!?」と思う人もいるかもしれませんが、本当です。
例えば、あなたの周りで「良きご縁」や良い人脈を持っている人は、どのような人でしょうか?
きっと、良い人だと思います。
つまり、良い人の先には良い人がいるということであり、類は友を呼ぶという理解が大切なのです。
そのことがまず、幸せになるために大切なことの1つです。
つまり、自分が良い人になれば「良きご縁」が生まれていくのです。
詳しくは、こちら【「類は友を呼ぶ」の意味とは!? 〜自分の器に比例するもの〜】をご覧ください。
目次
- 突然の賞与
- 幸せだと思うこと
- 目の前に起きること
突然の賞与
では、良い人になるためにはどうしたら良いのでしょうか?
この答えはなかなか1つに絞ることはできないくらいに、たくさんの要素があります。
でも、幸せになるためにできることは、明確に1つあります。
それは、良い面を見るということです。
「どういうこと!?」と思う人もいるかもしれませんので、分かりやすい事例を1つご紹介します。
パートで働くOさんがいました。
扶養の範囲内で働きたいOさんは、日中の数時間を仕事に充てていました。
仕事は、もともと本人が希望していた内容で、働き方にもとても満足していました。
そんな中、決算賞与をいただくという予期せぬ出来事が発生しました。
そこの社長は「今年、頑張って良い結果が出せたのは、社員の力があってのことですが、それ以外にパートで働く皆さんの力も本当に大きかったです。決して多くはない金額かもしれませんが、私からの感謝の気持ちということで受け取っていただければ幸いです。そしてこれからも会社の大切な一員として、よろしくお願いします」
Oさんは予期せぬ賞与にびっくりでした。
賞与をいただけるだけでなく、社長からこんなコメントをもらって、嬉しくないはずはありませんよね。
聞いた話ですが、とても素敵な会社ですね。
幸せだと思うこと
そんなOさんですが、数日後に次のようなコメントをしていました。
「予期せぬ賞与は嬉しいけど、これだと扶養を外れてしまうかもしれない。できれば前もって言って欲しかった」と。
このコメントを聞いて、同じような立場のパートさんも同調していました。
皆さんはどう思われますか?
なんか寂しくないですか?
目の前に起きた出来事は「予期せぬ賞与をいただけた」ということでしたが、捉え方は2つあります。
それは「ありがたい」という捉え方と「余計なことをしてくれた」というものです。
このように、目の前に起きる出来事に対して、捉え方は常に2つあるのです。
そして、幸せになるために大切なことは、目の前の出来事に感謝することです。
もちろん、どうしても感謝を感じられないような出来事もあるかもしれませんが、そんな時には感謝と思えるような捉え方をしていく癖付けが大切です。
例えば、思い通りにいかなかった時には「なんでだよ〜」と嘆くのではなく「まだまだ自分は未熟だと気づかせてもらえてありがたい」と捉えて課題を整理することで、未来を生きるエネルギーが湧いてくるのです。
目の前に起きること
人生においては、様々な出来事に遭遇します。
ひょっとしたら、そんな出来事に遭遇することで、常に「自分は試されている」のかもしれません。
以前聞いた話で、印象に残っていることをご紹介します。
それは、マザーテレサさんのお話です。
ちなみにマザーテレサさんは、貧困や病に苦しむ人々の救済に生涯をささげ、ノーベル平和賞を受賞した方で、 人道援助の活動家として象徴的な存在の方です。
ある日、そのマザーテレサさんが、目の前にいる乞食の身体をきれいに洗ってあげていたそうです。
その乞食の人は、とても身体が汚れていて、近寄りたくないくらいの異臭を放っていたそうです。
その様子を見て、そこにいた人が「なぜあなたは、そんなにも知らない人のためにそこまでできるのですか?」と聞いたところ、マザーテレサさんは「私は目の前の人をキリスト様だと思ってやっているのです」と答えたそうです。
質問をした人にしてみれば、思いもよらない答えが返ってきたのです。
全ての出来事に遭遇する度に「自分は試されている」かどうかは分かりませんが、大切なことは「どうするか」ではなく「どうありたいか」だということを考えさせられました。
これは「幸せになるために大切なこと」にも通じる話ですね。
続きは、こちら【「どうするか」ではなく「どうあるべきか」】をご覧ください。
そして最後に大切なことは・・・
物事に二面性があるのであれば、常に良い面を見るようにしたいですし、幸せになるために大切なことは「私は幸せだと思うこと」です。
実際に良い面に目を向けると、きっと幸せなのです。