「不適切にもほどがある」というドラマを見ていますか?
脚本が宮藤官九郎さんということで、面白そうだなと思っていましたが、やはり面白いです。
私は40代ですが、私と同世代もしくはもう少し年上の人にはすごく共感する部分が多いのではないかと思いました。
逆に、10代や20代の人が見たらどのように思うのかという興味も湧いてくるドラマです。
まだ見ていない方は、ぜひ騙されたと思ってご覧ください。
面白いかどうかは個人差があると思いますが、何かを感じるドラマだと思います。
このドラマには、色々なメッセージが含まれていると感じました。
その中の1つには、お互いに世代間ギャップを受け入れて、前向きなコミュニケーションを大切にしていこうというものがあると感じています。
だから、もし違う意見があった時には、どちらが良いかという視点ではなく、それぞれの意見を備えて、より良くするためにはどうしたら良いかという視点が大切になります。
目次
- ジェンダーフリー
- ダイバーシティ
ジェンダーフリー
ジェンダーという言葉には、男性・女性であることに基づき、定められた社会的属性や機会というような意味があります。
そこから派生した男女平等というメッセージがよく発信されますが、果たして本当に実現するのでしょうか?
行き過ぎたジェンダーフリーは、とても危険だと思うことがあります。
例えば、いくら頑張っても男性が妊娠することは出産することもできません。
例えば、中学生や高校生においては、基本的に男性の方が女性よりも体力があり、力が強いものです。
このように、男女が完全に一致することはないのです。
だからそのことを踏まえて、どうやってお互いを尊重するかが大切だと思っています。
また、行き過ぎたジェンダーフリーは、気をつけなければいけません。
「私の見た目は男性かもしれないけど、本当は女性なのです」と言って、女性用のトイレに普通に入ってしまう未来が来るかもしれません。
「そんなことないでしょう」と思っている人も多いかもしれませんが、世界ではそのような動きがちらほらと出始めています。
この画像は、アメリカで実在するものです。
このようなことが良くないということではなく、こういうことを利用した犯罪を防ぐことも同時に考えていかないといけないと思っています。
だから組織においては、ジェンダーフリーよりも、男女の特徴を踏まえた上で、全員尊重という精神が大切だと思っています。
ダイバーシティ
ダイバーシティという言葉も、よく聞きますよね。
これは「多様性」という和訳がされていますが、今では誰でも知っている言葉になってきたのではないでしょうか。
私はこの言葉を考えれば考えるほど、愛国心という言葉が頭に出てきます。
男女が完全に平等になることはないのと同じように、国民性が完全にイコールになることもありません。
だから、各国の特性を受け入れていくことが大切なのだと思います。
では日本の特性とは、どのようなものなのかと私は考えてしまいます。
そこで、自分は日本人の誇りを持っているのかと自問自答をすると、自分はまだまだ日本のことを知らないという結論に至ります。
日本人として歴史を学び、誇りを持った上で「ダイバーシティ」が大切になってくるのだと思います。
こう思うと、サッカーの三浦知良選手(カズ)が日本代表として活躍している頃のエピソードを思い出します。
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ある記者が国歌斉唱の時に1人だけ胸に手をあてて歌うカズ選手に
「韓国では日の丸や君が代には過去の軍事国家の象徴と言う意味があるのをご存知ですか」と皮肉交じりに尋ねてきました。
するとカズ選手は、その無礼な記者の質問に対し、決して声を荒げることなく「自分の国の国旗・国歌に敬意を表せない人が、他国に敬意を表することはできますか?」と、静かに答えたのです。
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自分の家族を大切にするように、自分の国を大切にすることって、当たり前ですが大切ですよね。