コミュニケーション能力を高めるにはたくさんの要素が必要です。経営コンサルタントとして学んだことや経験したことを中心に「コミュニケーション能力向上」に役立つ情報を(原則)毎週金曜日に配信しています。皆さまの未来に少しでも貢献できれば幸いです!

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伝える技術の基本【話し方のコツ】 〜コミュニケーション能力を高めるには〜

「話し方」って難しいな~と日々思います。きっと死ぬまで勉強する分野の1つではないでしょうか?

それだけ奥が深い分野ということですね。だからこそ課題を明確にすることが大切です。

なぜならば、あれもこれも一気には改善できないからです。

そこで、伝える技術の基本【話し方のコツ】をご紹介します。

目次         

  • 伝える技術の基本
  • 話し方の3つの基本
  • 話し方の3つの応用
  • おさらい

伝える技術の基本   

結論からいうと、伝える技術の基本は「相手の目線に合わせること」です。

このブログでも何回かご紹介していますが、この基本がとにかく大切です。

相手の目線に合わせて伝えることで、相手は聞く耳を開きます。

そのことによって伝わりやすい関係を創ることができます。

だから「相手の目線に合わせること」は、伝える技術の基本なのです。

話し方の3つの基本  

「話し方」は奥の深いテーマだからこそ、課題を絞り込むことが大切です。

そこで誰でも意識できる「3つの基本」をご紹介します。

①言葉遣いを合わせる

詳しいことはこちら「伝える技術 ~言葉遣い編~」でもご紹介していますので、ぜひご覧ください。

例えば・・・。

  • 知識が乏しい人に対して、専門用語を多用しないこと。
  • 年配の方に対して、流行(はやり)言葉を多用しないこと。
  • 子供に対して、過剰な丁寧語を使わないこと。

言葉にすると当たり前と感じることが多いかもしれませんが、相手に言葉遣いを合わせることは、伝える技術として大切な基本なのです。

②スピードを合わせる

相手が話すスピードに、自分も合わせるということです。

例えば・・・。

  • 日本語がまだ得意ではない留学生に対して、相手に合わせてゆっくりとしたスピードで話すこと。
  • 話すことが好きな関西のお母様方(イメージ先行ですみません)に対して、相手に合わせて少し早めのスピードで話すこと。
  • 悲しい気持ちで言葉を選んで話す人に対して、相手に合わせてゆっくりとしたスピードで話すこと。

相手とスピードを合わせて話すだけで、そこには安心安全な場が創られます。

③声の大きさを合わせる

明るく元気に応対することは大切ですが、いつでもそうすれば良いというわけではありません。

相手の声の大きさに、自分も合わせるということです。

例えば・・・。

  • 静かな場所で小さな声で話している相手に、大きい声で話しかけると相手は警戒します。
  • 元気に大きな声で話しかけてくれる相手に、小さな声で返事をすると相手のテンションが下がります。
  • 相手に関係なく常に大きな声で話していると、対応できる人の幅が狭くなります。

話し方の3つの応用  

「話し方の3つの基本」は、伝える技術の基本である「相手の目線に合わせること」でした。

これからご紹介する「話し方の3つの応用」は、「合わせる」のではなく「引き寄せる」イメージです。

①抑揚を意識する

いわゆるメリハリです。ここではあえて相手と「合わせない」場面をつくります。

例えば・・・。

  • 同じテンポで話してきたけど、突然早口で話してみる。
  • 大きめの声で話してきたけど、突然ひそひそ話のような小さな声で話してみる。

抑揚を意識することで、相手の注意を引き寄せ、相手の聞く意識を向上させます。

②共感を意識する

相手が共感を得るような「話し方」を意識します。

例えば・・・。

  • 年代が同じ人に対して「私たちの年代だとやっぱり○○ですよね~。そんなことないですか?」と話してみる。
  • 素敵な手帳を持っている人に対して「この手帳素敵ですね~。やっぱりこだわりがあるんですか?」と話してみる。
  • 茨城県鹿嶋市出身の方に対して、「やっぱり地元では鹿島アントラーズは大人気ですか?」と話してみる。

共感を意識することで、親近感を与え、心のガードを下げ、相手との距離を引き寄せます。

海外での事例はこちら「共感力は万国共通!」をご覧ください。

③話す順番を意識する

同じことを話す場合でも、順番によって伝わり方が変わります。

場面や相手によって順番の良し悪しは異なりますが、基本が1つあります。

それは「NOをもらわないように話す」ことです。

つまり「それはちょっと違うと思うな~」という答えが出ないように話すことです。

言い方を変えると「それはそうだよね~」という、軽いYES(私はこれをフランクなYESと呼んでいます)をコツコツと最初は積み上げることです。

この関係をつくった上で、「NOも伴う」意見交換ができると安心安全な場が創られます。

共感を意識する時と同じように、話す順番を意識することで、相手との距離を引き寄せられます。

おさらい       

冒頭にも書きましたが、「話し方」はとても難しいですし、私も日々勉強中です。

だからこそ日ごろから意識して取り組むことが大切で、取り組む内容を絞ることが重要です。

最後に今回お伝えしたポイントを整理しておきます。

3つの基本

  1. 言葉遣いを合わせること
  2. スピードを合わせること
  3. 声の大きさを合わせること

3つの応用

  1. 抑揚を意識すること
  2. 共感を意識すること
  3. 話す順番を意識すること

コミュニケーション能力を高めるには、この6つの話し方のコツが大切です!

誰にでもできることですが、継続して習慣化することが大切です。