コミュニケーション能力を高めるにはたくさんの要素が必要です。経営コンサルタントとして学んだことや経験したことを中心に「コミュニケーション能力向上」に役立つ情報を(原則)毎週金曜日に配信しています。皆さまの未来に少しでも貢献できれば幸いです!

色々なスキル, コミュニケーションの仕組み化

「ありがとう」は魔法の言葉 〜コミュニケーション能力を高めるには〜

何かミスをしてしまって怒られてしまった時には、何と言いますか?

ほとんどの人が「すみませんでした」「ごめんなさい」「申し訳ございませんでした」と言って謝るでしょう。そして・・・

  • 何がいけなかったのか?
  • 何が間違っていたのか?
  • どうすればよかったのか?

原因を他人に見出そうとするのではなく、自分の中に見出そうとすることで成長のチャンスが訪れます。

このような「自責」の捉え方はとても大切ですが、それだけではもったいないのです。

どういうことかというと・・・。

「ありがとう」という魔法の言葉を使わないのは、もったいないのです。

目次         

  • 「素直」という姿勢
  • 感謝を感じる
  • 未来に繋げる
  • 感謝の習慣づくり

「素直」という姿勢  

悪いことをしたら、「ごめんなさい」と「素直」に謝ります。

また何かを指摘されたら、「分かりました」と「素直」に答えます。

そんなことは「当たり前でしょ〜」と思われるかもしれませんが、これができてない人がたくさんいるのです。

何を隠そう・・・そのうちの1人が私だったりします(笑)

例えば・・・。

  • だって○○○だと思ったので・・・。
  • 自分もそうは思ったんですけど・・・。
  • 最初はそうやってやろうと思ったんですけど・・・。

こんな風に屁理屈を言ってみたり、言い訳をしてしまう人がたくさんいます。

言ってしまった後に「あ〜しまった〜」「また言ってしまった〜」と反省しても時すでに遅し・・・。

だから「素直」という姿勢は、コミュニケーションにおいてとても大切なことなのです。

しかしこれだけではもったいないのです。

感謝を感じる     

素直」という姿勢だけではもったいないとするならば、どうすれば良いのでしょうか?

そうです。

「ありがとう」という魔法の言葉を添えればいいのです。

怒られた時は、こんな感じです。

  • どうもすみませんでした。そして教えていただいてありがとうございます。
  • どうもすみませんでした。そしていいにくいことを言ってくれてありがとうございます。
  • どうもすみませんでした。そして勉強になりました。ありがとうございます。

何かを指摘された時は、こんな感じです。

  • わかりました。早速やってみます。ありがとうございます。
  • 了解しました。おっしゃる通りですね。ありがとうございます。
  • かしこまりました。印刷する前に分かって良かったです。ありがとうございます。

このように「ありがとう」という魔法の言葉を添えるだけで、伝わり方もその場の雰囲気も全く変わるのです。

未来に繋げる     

ありがとう」という言葉には、2つの使い方があります。それは感謝で終わる使い方と、未来に繋げる使い方です。具体的には次の2つです。

  • 「ありがとうございました」:感謝で終わる(完了形)
  • 「ありがとうございます」:未来に繋げる(現在形)

ただこれだけの違いです。

「ありがとうございました」という完了形には、現在と未来に区切りが設けられます。区切りを設け、過去に対して感謝を伝えます。

一方で「ありがとうございます」という現在形には、「これからもよろしくお願いします」というメッセージが込められています。

だからなるべく「ありがとうございます」という言葉を使えばいいのです。

しかし、これを意識してみるとぎこちない場面があります。

例えば・・・。

楽しい会食の後にお客様と別れるときに、何と言うでしょうか?

「今日は本当にありがとうございました」と言うのが自然かと思います。

では「ありがとうございます」と言うにはどうしたら良いのでしょうか?

そのためには、お礼を言う前に、完了形を入れればいいのです。

「今日は色々と教えていただいて本当に勉強になりました。ありがとうございます」

さらにこんな例もあります。

例えばレストランで・・・。

あなたがお客様で注文を伝えた後に、お店の人から「ありがとうございました」と言われると何か変じゃないですか?

だからレストランでは「ご注文承りました」とか「ご注文承りました。ありがとうございます」のように言っていると思います。

感謝の習慣づくり   

「ありがとう」という魔法の言葉を使うだけで、その場の雰囲気が変わるのです。

怒られた時には「ごめんなさい」「すみませんでした」「申し訳ございません」だけではなく、「指摘していただいてありがとうございます」を添えるようにするときっと和やかな雰囲気に変わります。

コミュニケーション能力を高めるには「ありがとう」という魔法の言葉が大切なのです。

ここでは答え方の技術の話をしていますが、そもそも「ありがとう」という感謝を感じなければその技術も発揮できません。

だから日頃から「ありがとう」という感謝を感じられるような習慣づくりが大切なのです。

その習慣づくりのキーワードは、毎日できる行動を見つけ、それを継続することです。

それは日記でもいいし、手紙を書くことでもいいし、ブログを書くことでもいいのです。

習慣とは、意識するだけでできるようなものではありません。

すべては現在の行動が、未来を変えるのです!!

習慣とは、行動の積み重ねでつくられるものです。

「ありがとう」を感じて、今日も楽しく生きましょう!!