コミュニケーション能力を高めるにはたくさんの要素が必要です。経営コンサルタントとして学んだことや経験したことを中心に「コミュニケーション能力向上」に役立つ情報を(原則)毎週金曜日に配信しています。皆さまの未来に少しでも貢献できれば幸いです!

コミュニケーションスキル, コミュニケーションの仕組み化

会話のネタ探し(話題の選び方) 〜ビジネス編〜

物事を伝える際に大きなステップが2つあります。

それは・・・。

  1. 物事が伝わりやすい環境をつくること
  2. 物事が伝わりやすいように伝えること

AをせずにBを頑張っても、なかなか難しいものです。

会話でも同じです。

つまり、会話が弾みやすいような雰囲気をつくることが大切なのです。

そこで今回のテーマは「会話のネタ探し(話題の選び方) 〜ビジネス編〜」です!

人は1人では生きていけません。どうせ人と関わりながら生きていくのなら、楽しい会話に囲まれていた方がいいですよね。

そんな手助けになれば幸いです。

目次         

  • 会話のネタ探しの前に
  • 話題を選ぶ前に
  • 話題の選び方

会話のネタ探しの前に 

ビジネスで初対面って緊張しますよね。

相手がちょっと気難しそうな人だったらなおさらですね(笑)

でもそんな気難しそうな人ほど、仲良くなると距離が一気に縮まるものです。なぜならば、だいたい気難しそうな人は自分で「会話が弾む雰囲気」をつくるのがあまり上手ではないのです。

決して会話がしたくないわけではなく、ちょっとシャイな人が多かったりします。

そこで今回は「会話のネタ探し」のご紹介です。

そのために大切なことが「会話における話題の選び方」です。

ポイントは「共感」です。

お互いに共感するということではなく、まず相手が共感することが大切です。

そして、相手が共感すると次のような変化が起きます。

  • 話を聞くようになる。
  • 頷く(うなずく)ようになる。
  • 声を出して反応するようになる。

このような変化が生まれると、相手の心のガードが下がっていきます。

共感する「会話のネタ」は、相手の心のガードを下げる効果があるのです。

話題を選ぶ前に    

それではいよいよ「会話における話題の選び方」ですが、その時に大切なことがあります。

先ほども書いたように、話題の選び方のポイントは、相手が共感することです。

そのためには、相手を知ることが必要です。

でも「まだ会ってもいない人だったら、相手を知ることって難しくない!?」

という声も聞こえてきそうですが・・・、

その通りです(笑)

しかし、完全に知ることはできませんが、予想することはできますし、それが仮説です。

ぜひ一緒に考えてみてください!

◆Aさん

  • 職業 :経営者
  • 年齢 :59歳
  • 出身 :静岡県
  • 見た目:スポーツマン

さて、Aさんはどんな人でしょうか?

Aさんの立場に立って考えた仮説(というよりか妄想)がこちらです。

◆Bさん

  • 職業 :人材派遣会社の課長
  • 年齢 :38歳
  • 出身 :秋田県
  • 見た目:キャリアウーマン

さて、Bさんはどんな人でしょうか?

Bさんの立場に立って考えた仮説(というよりか妄想)がこちらです。

話題の選び方     

ではいよいよ「話題の選び方」ですが、ここまで準備ができていれば、あとはその場その場で探り探りです。

相手に「問い」を投げかけながら、適した「話題」を選んでいきます。

◆Aさんであれば・・・

  • 出身が静岡ということですが、やっぱりサッカーがお好きなんですか?
  • 体がすごくしまっていますが、何かスポーツをされていたんですか?
  • いつ東京に出てこられたんですか?
  • 東京に出てこられるきっかけは何かあったんですか?

◆Bさんであれば・・・

  • 出身が秋田ということですが、大学がきっかけで東京に出てこられたんですか?
  • いずれは地元の秋田に戻られる予定はあるんですか?
  • 人に携わるお仕事だと思いますが、最近の派遣希望者にはどんな特徴がありますか?
  • 派遣の社員を受け入れて、うまくいく企業の特徴はどんなところですか?

事前の準備があればこのような「問い」を投げかけながら、話題を選ぶことができます。

そしてこの「問い」を投げかける時に2つのポイントがあります。

①クローズドクエスチョンから入ること

クローズドクエスチョンとは、「YES」もしくは「NO」で答えられる「問い」になります。だから答えやすく、会話にもリズムが生まれていきます。

詳しくはこちら「会話が続かない人へ」をご覧ください。

そして「YES」もしくは「NO」で答えてくれるので、盛り上がる話題かどうかを確認することができます。

上記の例でも4つのうち、最初の2つはクローズドクエスチョンになっています。

②リスクの少ない「問い」から入ること

土足で相手の心の中に入っていくような行為は危険ですし、コミュニケーションにおいて致命的になってしまう危険性があります。

だからリスクを冒した「問い」は、特に会話の初期段階ではご法度です。

では、リスクを冒した「問い」は必要ないのかというと、そういうわけではありません。

表面上のことで共感を得られると、もう少し踏み込んだ話題を扱えるようになります。

そして踏み込んだ話題で共感を得られると、人間関係がつくられます。

人間関係をつくれると、仕事のことでも本音に近いことを話してくれるようになります。

さらにプライベートでも、心から望んでいることや困っていることを話してくれるようになります。

本当に欲していることや困っていることを、相談できる相手って限られていますよね。

例えば、家族とか親友とか信頼できる上司とか・・・。

なぜその人に相談するかというと、人として信用しているからです。

そんな人から仮に踏み込んだ「問い」をされても、そこには何の嫌悪感も生まれません。

だからあなたがそのような存在になればいいのです。

そのために「会話のネタ探し(話題の選び方)」もぜひ意識してみてください。