誰でもできる〇〇というと、本当にそんなことできるの!?と思われる人がいるかもしれませんが、これは本当に誰でもできる、簡単な〇〇です。
しかし、どれほどできるかは個人差があるので予めご了承ください。しかし間違いなくアップします。
今回のテーマは「プレゼンテーション」です。
プレゼンテーションに上手い下手はあります。
しかし特定の人しかできないということは決してありません。
誰でもできる、簡単なプレゼンテーションのコツがあります。
結論から言うと、「伝えたいことを明確にすること」と「ストーリーを作ること」です。
話し方は二の次です(笑)
目次
- はじめに
- 全社プレゼン大会
- Hさんからの質問
- おさらい
はじめに
みなさんは、プレゼンテーションはしたことがあるでしょうか?
したことがある人であれば、誰でも困った経験があると思います。(もちろん私もその1人です)そんな時にうまくできる方法があったらいいですよね〜。
しかし残念ながら、そのような魔法はありません(笑)
そして、おそらく100点満点の正解もありません。なぜならば、人によって課題も対策も違うからです。
だから「Try & Error」が大切です。
自分で考え挑戦した経験を経て、次はこうしようという反省と共に、経験値が加算されていきます。
その経験値こそが、その人の財産になっていきます。経験値とは、経験の数ではなく、「経験の濃さ✖️経験の数」です。
全社プレゼン大会
以前「全社プレゼン大会」というものを企画し実行しました。これは、その名の通り全社員が3人1組となり、7分間のプレゼンを行う企画です。
結果的に、大盛況でした。面白いネタや、各社員の新たな一面も発見できて楽しいイベントとなりました。
私は、企画運営&司会進行なので、プレゼンはやっていませんが・・・。
この「全社プレゼン大会」の内容は、「会社の取り組みの中で自分が関わっていない事業について、その素晴らしさをプレゼンする」というものでした。
だから各チームでは、自分が選んだ事業について、情報を集めなければいけません。そのために、社内の他部署の担当者に色々と自分たちでヒアリングをしなければいけません。
それだけでも、社内のコミュニケーションが活性化します。大前提として、義務感ではなく、自ら楽しく学ぼうとする雰囲気づくりが重要です。
Hさんからの質問
そんな時に、よくありがちなやり取りがありましたので、ご紹介します。
Hさんのチームは、プレゼンをするにあたり、チームで色々と話し合っていましたが、どうしたら良いか分からず、とっても悩んでいました。そこで相談を受けたのですが、もらったメールは次のような文章でした。
・・・
プレゼンテーションをすることになっているのですが、どうしたらいいかさっぱり分かりません。助けてください。
話すことについての情報は集めて、チームの3人で話しているのですが、どう伝えたらよいかを考えていたら煮詰まってしまいました。どうしたらいいのでしょうか?
・・・
こんな経験は、誰にでもあるのではないでしょうか?
こうやって真剣に悩み始めてから、本当に学べるチャンスがやってきます。
だから答えは教えません(笑)いじわるです(笑)
しかし、その真剣さに若干感情移入をしてしまい(笑)次のような返事をしました。
・・・
プレゼンの内容については、もう1度チームで考えてみてください。冷たい!?(笑)
ただ、プレゼンに関して、少々アドバイスです。
プレゼンで大切なことは、「正しく伝えようとすること」ではなく、「伝えたいことを明確にすること」です。
そして、そのためのストーリーづくりが大切です。
正しく伝えようとすればするほど、ただの説明になってしまい、つまらなくなります。
だから今回のテーマとなる事業の目的を理解することが重要です。
ということで、プレゼンに関する簡単な資料だけ、作ってみたのでご参考までに。
プレゼンの内容に正解はありません。人は人、それぞれでいいので、今回のメンバーで内容は考えてみてください。
(この内容を受けたHさんからは、次のような返事が返ってきました)
ありがとうございます。非常に参考になりました。
聞きたかったことが聞けて良かったです。
悩んでいたことが明確になりました。
ありがとうござました_(._.)_
またメンバーで悩みながら考えながら準備します_(._.)_
おさらい
この事例のように、プレゼンテーションと聞くと、「うまくやらなければ」「正しく伝えなければ」と考える人が多いです。
しかし、ほとんどの人はプレゼンテーションの経験値が豊富ではないので、そのギャップでパニックになります。
今までの経験値では埋められないギャップが、パニックとなり大きな不安に繋がります。
「誰でもできる 簡単 プレゼンテーション」とは、何を伝えたいかを明確にし、ストーリーを作ることです。
そしてそのストーリーを形成するテーマがたとえ10個あったとしても、全てを伝える必要はなく、時間に応じて絞り込むことが重要です。それによって、伝わるストーリーが出来上がっていきます。
例えば、今回の事例のようにプレゼンテーションの時間が7分であれば、伝えたいことが1つあり、それを後押しする内容は3つで十分です。
それが明確になればプレゼンテーションの7割は完成です。ぜひ意識してみてください。
きっと「どうやって時間を埋めよう」という不安が、「どうやって時間内で伝えよう」という課題に変わっていくはずです。
人間は何をしたらよいかが分からないと、パニックになります。
言い方を変えると、何をすれば良いかが見えてくるとパニックは和らぐということです。
そしてその中の優先順位がつけられるようになると、前向きになれます。
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