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ビジネスにおける初対面で「なぜ途中から聞く気がなくなったのか?」

ビジネスにおける初対面って緊張しますよね?

でも、なんで緊張するんですかね〜?

 

あなたはどう思いますか?

私は、やっぱり不確定要素が多いからではないかなと思っています。

例えば・・・

  • どんな人か分からない
  • どんな展開になるか分からない
  • どんな印象を持たれるか分からない などなど。

 

やっぱり先がどうなるか分からないと、人は不安になりますよね。

しかし先がどうなるか分からないということは、言い方を変えると、自分の力で未来(先)を変えていけるとも言えるのではないでしょうか。

なかなかこのように思うことは難しいかもしれませんが、ビジネスにおける初対面でも準備が必要なことは間違いありません。

ここではビジネスにおける初対面でのタブーをご紹介します。

目次       

  • 最初に聞く気はあった
  • 聞くつもりが〇〇と感じた
  • 対話の重要性

最初に聞く気はあった 

先日、ビジネスにおける初対面があったのですが、その場面は、私が「営業をされる」という場面でした。

 

その話の前に、少しだけ「営業をされること」について話をさせてください。

すぐ終わりますので(笑)

 

「営業をされること」が嫌いな人も多くいると思いますが、私は全く嫌いではありません。

逆に、電話を受けて「営業の電話なので断っていいですか?」と内容も聞かずに切ろうとする人が嫌いです。

 

そんな人は一度自分で営業をしてみた方が良いです(笑)

それだけでも、営業の電話に対する応対が変わるはずです。

 

では、改めて「営業の電話なので断っていいですか?」と内容も聞かずに切ろうとする人が嫌いな理由を2つご紹介します。

 

1つ目は、新しいご縁の場という意識が薄いから。

「良きご縁は良き運命の始まり」という言葉がありますが、そんなご縁はどこにあるか分かりません。

だから相手が営業をする場面であっても、出会いを大切にする必要があると感じています。

 

内容を聞いて嫌だったら、そこで断ればいいだけです。

 

2つ目は、自分の知らない情報をただで持ってきてくれるという意識が薄いから。

電話営業の場合は、自分は動かずに、相手が勝手に情報を持って来てくれるのです。

これってありがたくないですか?

その内容が自分にとって有益かどうかは分かりませんが、話を聞いてから判断すれば良いだけです。

だからビジネスにおける初対面で、営業だからという理由だけで断るのはタブーです。

聞くつもりが〇〇と感じた

話を戻して、先程のビジネスにおける初対面で「営業をされる」という場面に戻ります。

その営業マンは見た目の感じもとても良く、清潔感もあって、柔らかいオーラを発していて、なじみやすい雰囲気でした。

そんなスタートだと「話を聞こう」という気になりますし、おこがましい言い方ですが「話を聞いてあげよう」という気持ちにもなっていました。

しかし残念ながら、途中から「早く話が終わって欲しい」と思うようになってしまいました。

言葉を選ばずにいうと、眠たくもなってきてしまいました。

それは、なぜでしょうか?

あなたは、なぜだと思いますか?

 

その理由は、途中から営業マンの話が「説明」と感じてしまったからです。

そして説明してくれる内容に、私は興味がなかったのです。

そう感じたら「早く話が終わって欲しい」と思いますよね!?

だから営業という観点でいくと、私は見込み客ではないにもかかわらず、話が続いていたのです。

だから、ビジネスにおける初対面で、相手が望まないことを説明することはタブーなのです。

対話の重要性      

ビジネスにおける初対面では、説明よりも対話が大切です。

つまり、コミュニケーションをとって、情報交換をすることが大切なのです。

なぜならば、情報交換をする中で、相手の役に立つことが見えてくるからです。

そのためには、どんなことを意識して対話をすれば良いのでしょうか?

 

色々と大切なポイントはありますが、1つだけ簡単なことがあります。

それは「話す時間より聞く時間を多くする」ことです。

つまり、ビジネスにおける初対面で、自分のことばかり話すことはタブーなのです。

自分が話すことよりも、相手に話してもらうことを優先することです。

詳しくは、こちら【ビジネスにおける初対面で大切な「問いかける」目的とは】をご覧ください。

そうはいっても、気づいたら自分ばっかり話しているなんていうことはありませんか?

私は、恥ずかしながらたまにあります(笑)

だから気をつけなければいけません。

 

一方で、人は自分の気持ちを伝えたいし、分かって欲しいという欲求があります。

だから自分が気持ちよく話して、それを聞いてくれる相手がいるということは、人生において本当にありがたいことなのです。

そんな人にはついつい甘えてしまいますが、たまにはそれも良しということでお許しいただければと思います(笑)

ここでご紹介したビジネスにおける初対面でのタブーのおさらいです。

①営業だからという理由だけで断るのはタブー

②相手が望まないことを説明することはタブー

③自分のことばかり話すことはタブー

 

参考にしていただければ幸いです。