コミュニケーション能力がある人とは、どんな人でしょうか?
こうやって言われると、色々な答えが浮かんでくるのではないでしょうか。
それくらいコミュニケーション能力というのは、幅広い能力であって、これだけやっておけば良いというシンプルなものではないのです。
しかしコミュニケーションとは、相手があって成り立つことなので、相手が変わると正解も変わっていくという難しさがあります。
しかし、そこが楽しいところでもあるのです。
そんな幅広いスキルを集約させたものがコミュニケーション能力であり、ビジネスにおいてとても重要なスキルなのです。
しかし、その能力をどうやって向上させれば良いのでしょうか?
「とりあえず意識しよう」という曖昧な対策では、とてもスキルアップは期待できません。
またコミュニケーションが苦手だと思うと、ついつい消極的になってしまうこともあるでしょう。
そこで、コミュニケーションが苦手だと思っている人に、簡単な対策をご紹介します。
目次
- コミュ力対策その①
- コミュ力対策その②
コミュ力対策その①
コミュニケーションが苦手だということを克服するためには、苦手を得意に変えていくことです。
「それはそうだけど、それが難しいんでしょ〜」という声が聞こえてきそうですが、その通りです。
だから苦手を克服することが、難しくないという状況をつくることが大切です。
その1つのポイントが「課題を明確にする」ということです。
「課題を明確にする」ということは、言い換えると「課題を整理する」ということになります。
課題が整理できると、やるべきことが見えてきます。
そうすると、どのような行動をすれば良いかということにフォーカスできるようになります。
また課題が整理できると、課題の優先順位をつけることができ、より何をすれば良いかが見えてきます。
コミュニケーション能力の課題については、ぜひこちらをご覧ください。
「コミュニケーション能力全般」の課題はこちら
あなたの・・・コミュニケーション能力の課題が分かる本: コミュ能力はたった5ステップで劇的に向上する
「伝える力」の課題はこちら
あなたの・・・コミュニケーション能力の課題が分かる本2: 話が分かりやすい人になる 「伝える力」をグングン伸ばす5つのステップ
「交渉力」の課題はこちら
あなたの・・・コミュニケーション能力の課題が分かる本3: ビジネスシーンで使える「相手に喜ばれる交渉術」の5ステップ
「きく力」の課題はこちら
あなたの・・・コミュニケーション能力の課題が分かる本4: ビジネスの必須スキル「傾聴力」を発揮する3つの「きく力」
コミュ力対策その②
コミュニケーションが苦手な状況を克服する対策として、もう1つのポイントは、コミュニケーションが苦手でも、それが問題にならないような状況をつくることです。
では、どうしたら良いのでしょうか
コミュニケーションが苦手だと思う時には、良い人間関係をつくることが困難だと感じる時が多いと思います。
ということは、コミュニケーションが苦手であっても、良い人間関係を構築できれば良いということになります。
ちなみに、あなたの周りの人の中で「感じがいいなぁ」と思うような人は、どのような人でしょうか?
もう少し問いを狭めるとしたら、あなたがビジネスで付き合いのある人の中で「いいなぁ」と思う人に対して、どのような感情を持っていますか?
例えば・・・
- 頼りがいがある
- 応援したくなる
- すごくお世話になっている
- 他の人と何かが違う
- すごく気が利く
もしこのように思う人がいたら、なぜそのように思うのでしょうか??
共通するキーワードは「ありがたい」ではないでしょうか。
何かのきっかけで「ありがたい」と思うのでしょうが、そのきっかけはどうすれば良いのでしょうか?
それは「相手が喜ぶことをする」ということです。
コミュニケーションが苦手だと思っても、相手に喜んでもらうことは十分にできるのです。
こうやって人間関係が構築できれば、コミュニケーションが苦手であっても、それが不利に働かないような未来を創ることができるのです。
人間関係が構築できていないと、ちょっとした言い間違いや言い方のミスで、問題が生じてしまいますが、人間関係が構築できていれば、少しくらいコミュニケーションでミスをしても、大きな問題にはならないのです。