コミュニケーション能力を高めるにはたくさんの要素が必要です。経営コンサルタントとして学んだことや経験したことを中心に「コミュニケーション能力向上」に役立つ情報を(原則)毎週金曜日に配信しています。皆さまの未来に少しでも貢献できれば幸いです!

コミュニケーションスキル, コミュニケーションの仕組み化

当たり前だけど意外にできていない面接の基本とは 〜質問に正しく答える〜

会話が成立する要素には、どんなものがあるでしょうか?

例えば・・・

「話す能力」「聞く能力」「相づちの能力」「傾聴力」「伝える能力」「笑顔」などなど、いろいろな要素があると思います。

面接の時にも色々と意識するでしょう。

そんな面接で意外にできていないことが「質問に正しく答える」こと。

その基本は、意外にできていないことが多いし、できていないことに気づいていないことも多いのです。

目次         

  • はじめに
  • 日常の事例
  • 採用面接の事例
  • 「質問に答える」とは
  • おさらい

はじめに       

質問に答える」という一見当たり前のことを、できていない人が意外に多いのです。

えっ!?そんなことわかっているよ〜!!」という声が聞こえてきそうですが、そこは「ぐっ」とこらえて、ここから先も読んでください(笑)

私自身これを書いていながら「あちゃ〜」と自分で思ったりしています(笑)

日常の事例      

次のような経験はありませんか?

もしくは、次のような人を見かけたことはありませんか?

  • あ~何を話しているのか分からなくなっちゃいました~」という人。
  • 途中で何を言いたいのか分からなくなってしまいました~」という人。

最初は自分で何かを伝えたいと思っていることがあったのに、話していくうちに分からなくなってしまうことってありますよね。

もしくは、他の人から質問された時に、最初は答えようとしていたことがあったのですが、話していくうちに何を言いたいのか自分でも分からなくなってしまうことってありますよね。

もちろん、私もこんな経験はたくさんあります。

採用面接の事例    

さらにもっとわかりやすい例でいうと、次のような場面もあります。

これは採用面接などでもよく見られる場面です。

例1)

問い:自ら考える仕事と、指示を遂行する仕事とどちらが好きですか?

答え:場合によりますが、どちらの仕事でも私は頑張りたいと思っています。

例2)

問い:前職で最も頑張った仕事は何ですか?

答え:頑張れた仕事もそうでなかった仕事も正直あります。でも、今はそんなたくさんの機会をいただいた前職の会社にとても感謝しています。

こういう会話は聞いたことあるでしょうか?

「質問に答える」とは 

もっと分かりやすく言うとこのような会話です。

例3)

問い:肉と魚はどちらが好きですか?

答え:その日の気分によってどちらも好き嫌いなく、食べるようにはしています。でも最近は、健康のことを考えて野菜を食べるようにしています。

文章にするとおかしいなと思う人もいるかもしれませんが、このような現実は意外に多いのです。

何がおかしいのかお分かりになりますよね?

面接の基本となる「質問に正しく答える」ということができていないのです。

コミュニケーションが活発に交わされる基本は、会話が弾むことです。

会話を弾ませるためには、共感トークを織り交ぜたり、質問を交えるようにすることが大切です。

そうすると相手との間に、ラポールと呼ばれる「心が通い合っている」関係が築かれ、相手に「答える」という会話が生まれます。

それを受けてさらに質問で終えると、お互いに会話のキャッチボールが続いていきます。

しかし「質問に答える」ことができないと、そこで会話が途切れたり、片方の人だけが話すような時間が続いたりしてしまいます。

だから・・・

面接においても「質問に答える」ことを、まず意識することが大切です。

一方で、その意識は大切なのですが、人間は意識するだけではなかなか継続できないものです。

だから・・・

「質問に答える」ことを、習慣づけていくことが大切です。

そして習慣づけていくためには、行動することが大切です。

ではどんな行動をしていけば良いのでしょうか?

それは・・・

質問を受けたら、「結論から言うと」という言葉から答えるようにすることです。

そうすると「質問に答える」ことが、習慣化されていきます。

たったこれだけで、会話にリズムが生まれ、コミュニケーション能力が向上します。

おさらい       

面接で質問に正しく答えるためには、「結論から言うと」という癖付けをすること。

これができているかどうかで、その人のコミュニケーション能力の一端をはかることができます

どんなに上手に話せる人であっても、この「質問に答える」が習慣化されていなければ、双方向の仕事は向いていません。

もしトライしたいのであれば、トレーニングが必要です。

言葉にするとこんな当たり前のことですが、できていない人が多いのです。

もしコミュニケーション能力を向上させたいと思っているのであれば、再度こちらを意識してみてください。

  • 「質問に答える」ことが意識できているかを確認すること
  • 「質問に答える」ことが実践できているかを確認すること
  • 「結論から言うと」という言葉から答えるようにすること

せっかく人と関わって生きていくのであれば、楽しく会話し、お互いに幸せになれる関係が良いですよね!!