目の前の人を喜ばせることができれば、その先にお客様を喜ばせるという未来が待っています。
言い換えれば、目の前の人を喜ばせる力がなければ、お客様を喜ばすことはできないのです。
これはあくまで「個」の話ですが、とても大切なことです。
会社が主語になると、設備やサービスや企画などでお客様を喜ばせることができます。
しかし大学4年生のあなたに伝えたいことは、目の前の人を喜ばせたり、目の前のことに全力を尽くすメリットは、もっともっとたくさんあるということです。
目次
- ご縁を大切に
- 自分の才能を知る
- チャンスが舞い込む
ご縁を大切に
「良きご縁は良き運命の始まり」という言葉がありますが、本当にその通りだと思います。
人生の宝はご縁であり、どんな人と出会うかで人生が変わってきます。
そしてそのご縁は決してラッキーではなく、必然の要素も多々あるのです。
ではどんな人が、素敵な出会いをつくることができるのでしょうか??
それは、目の前の人を喜ばせる力がある人です。
逆の立場で考えてみましょう。
もしあなたが、誰かに嬉しいことや、ありがたいと思うことをされたらどうしますか?
もちろん、お返ししたいという気持ちもあるでしょうが、それだけでなく、人は嬉しいことがあると、ついつい他の人に言いたくなっちゃう動物なのです(笑)
ここ数日の間でもそういうことないですか??
そしてその伝え方が上手な人だと、喜びの伝播が起きて、また新たなご縁が生まれていくのです。
だから「良きご縁は良き運命の始まり」なのです。
自分の才能を知る
「やりたいこと」は一生懸命やるけれども「やりたくないこと」はちょっと力を抜いてしまう人は多いと思います。
私もついつい・・・(笑)
しかし大学4年生のあなたが、社会人デビューして新人になったら「やりたくないこと」に対して手を抜いちゃ絶対にダメなのです。
新人以外にも同じことが言えますが、特に新人はダメなのです!!
なぜ「特に新人は・・・」なのかというと、新人には他の人にはない「ダメな理由」があるからです。
その理由とは、新人はまだ自分の未知なる才能を発揮していないからです。
言い換えると、自分の才能を自分自身でまだ分かっていない新人が、ほとんどだからです。
自分が「やりたいこと」は、好きなことであったり得意分野かもしれませんが、人生100年時代と言われる中で、まだ1/5(ごぶんのいち)しか生きてないのに、その時点でその人の長所が分かるほど人間の才能は浅くないのです。
自分の才能を甘くみてはいけません(笑)
まだまだあなた自身が知らない才能が、あなたの中に眠っているのです。
だから目の前のことに全力を注ぐことで、自分も知らない才能を発見することができるのです。
私もそうです。
国語が嫌いで、27歳までおそらく10冊も本を読んでいなかった私が、あることがきっかけで猛烈に本を読むようになり、今こうやってブログを書くなんてことは全く想像していませんでした(笑)
27歳の時点だって、人生100年時代と考えたら、やっと1/4(よんぶんのいち)を通過したくらいです。
人生なんていつだってやり直しがきくし、それまで積み上げてきた自分の行動が、これからの自分の人生の礎になるのです。
だから「今」が常に大切なのです!!
チャンスが舞い込む
先のことは、なかなか分からないものですが、目の前のことに全力を注いでいると明るい未来が訪れるのです。
本当に不思議なもので、本当にそうなのです。
では大学4年生のあなたが、社会人デビューしたらどんな仕事をするのでしょうか?
きっと新人には、誰にでもできるような仕事が渡されます。
その時に、1つ目の分岐点がやってきます。
それは「こんな仕事誰でもできるじゃん」と言って適当にやるか、その仕事を「誰にも真似できないくらい心を込めて全力でやる」かという分岐点です。
新人はいろんな人から見られているし、試されているのです。
中村文昭さんも言っていますが「頼まれごとは試されごと」なのです。
そして目の前のことに全力を注いていると、新たなチャンスが巡ってくるのです。
さらに目の前のことに全力を注いで、ある時自分を客観的に見ると、いつの間にか、それも気づかないうちにスキルアップしている自分がいます。
「仕事は忙しい人に振れ」という言葉がありますが、まさにその通りなのです。
なぜならば、忙しい人は仕事ができる人であって、仕事ができない人は決して忙しくならないからです(笑)
だから忙しい状況があれば、それは自分が成長している過程であり、成長できるチャンスにいるということです。
だからこれだけは覚えておいて欲しいことは・・・
大学4年生のあなたが、社会人デビューして最も大切なことは「目の前のことに全力を注ぐこと」なのです。
つまり目の前の人や出来事に、自分の未来が、そして運命が宿っているのです。
もしそのことを忘れてしまうと、こんなことになってしまいますという事例も興味があったら、ぜひこちら「初心忘るべからず」をご覧ください。
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