正月に2人の子どもが、学校の宿題で書き初めをしていました。
小学校5年生の娘は「進む勇気」と書き、
小学校3年生の息子は「美しい心」と書いていました。
どちらも素敵な言葉ですね。
きっと先生方も、色々と考えて決めた言葉なんだと思います。
言葉を頭で思い描くだけでなく、書き出すことで意識が高まりますし、それだけでも書き初めの価値があるんだと思います。
ちなみに私は筆ではありませんが、毎年ペンで色紙に書いています。
今年は・・・、
「ムリをせずムリをする(+ α)」
と書きました。
息子にこれを説明すると、意味がわからんと言われましたが(笑)
1年前に脳梗塞で2週間入院したこともあり、無理をせずに自分なりにバランスを整えて生きたいと考えるようになりました。
しかし、無理をしないことだけを考えていると、無理ができなくなります。
私は毎晩、尊敬するサッカーのカズ選手の日めくりカレンダーをめくってから寝るようにしていますが、そこには「無理をしないと無理ができなくなる」と書いてあります。
本当にその通りだと思います。
だから「無理をせず」が前提ですが、無理もしていきたいと思っています。言葉を変えると、それが挑戦という意味かもしれません。
そして「+α」と付け加えました。
人は期待通りのことをしてもらうと、感謝を感じるし満足もします。しかし感動はしないでしょう。
感動とは「人の期待を超えた時に生まれる感情」です。
だから感動を提供するには、100%ではなく120%が必要になってきます。
そんな「+α」を生み出せる人になりたいと思って、色紙に書きました。
言葉にすると意識は高まりますが、それだけでは足りません。さらに必要なのは行動です。
そのために、必要な行動を毎年手帳に書いています。
私はアナログ人間なので、この「手帳に書く」という行為を大切にしています。
何を書いたかは恥ずかしくてお見せできませんが、その中にブログを書き続けていくことも書いています。
頻度は週1回以上なので、とてもゆる〜い感じですが、継続していくことで自分の力になり、自信に繋がっていきます。
そしてそれを見てくれた人の中で、たとえ1人でも未来に繋がる行動を起こしてくれたら嬉しいなと思っています。
アンパイな日常は不満が生まれない日々かもしれませんが、「考える行為」が少ない日々です。
「考える行為」を自ら創り出すためには、「やりたいという欲求」を活かすか、「やらなければ大変だという環境」を活かすかのどちらかだと思います。
だから「やりたいという欲求」を大切にしたいし、「やらなければ大変だという環境」も喜んで受け入れたいと思っています。
そう考えれば「オール善」であり、全てが楽しく感謝できる出来事になっていきます。
そう考えられるかどうかは、周りの環境ではなく、自分自身の捉え方で決まっていきます。
だから、自分自身を高め成長させていく日々を、今年も送っていきたいと思っています。
そんなささやかな決意を、色紙に込めてみました。
「ムリをせずムリをする(+ α)」
1年後に自分がどのような言葉を選ぶのかも楽しみにしながら、今年もテーマは「今日も楽しく生きましょう!!」