コミュニケーション能力を高めるにはたくさんの要素が必要です。経営コンサルタントとして学んだことや経験したことを中心に「コミュニケーション能力向上」に役立つ情報を(原則)毎週金曜日に配信しています。皆さまの未来に少しでも貢献できれば幸いです!

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コミュニケーションにおける第一印象の重要性 ~コミュニケーション能力を高めるには~

コミュニケーション能力において、大切なスキルとは何でしょうか?

それは「話す力」でしょ~。

いやいや「聞く力」でしょ~。

いやいや「聴く力」でしょ~。

それ以外にも「傾聴力」「伝える力」「プレゼン力」だという人もいるでしょう。

結論からいうと、コミュニケーション能力には、様々なスキル(技術)が必要なのです。

そんな中・・・、

今回のテーマは、コミュニケーションにおける第一印象の重要性!!

目次         

  • 第一印象の重要性
  • 第一印象の瞬発力
  • 第一印象の魔力
  • 人を見る力

第一印象の重要性   

まずはじめに、なんでコミュニケーションにおいて第一印象が大切なのでしょうか?

それは簡単です。

第一印象が悪い人には、心を開かないからです。

コミュニケーション能力とは、「他人と意思疎通を上手に図る能力」とすると、情報の往復が発生します。

情報の往復ですので、スタートは「行くの発信」があり、その後に「復る(かえる)の受信」が発生するのです。

では誰かに「何か困ったことはないですか?」と聞かれた時に、もしその人の第一印象が悪かったら、あなたはどう答えますか?

きっと「大丈夫です」と答え、本音は言わないでしょう(笑)

だからコミュニケーションにおいて、第一印象は極めて大切なのです。

第一印象の瞬発力   

ここで「第一印象って凄い!!」と実感した事例をご紹介します。

場面は、採用1次面接です。

この1次面接は、次の2つの理由がありWebで実施していました。

  1. 県外の応募者であることを踏まえて
  2. コロナ禍を踏まえて

そして求める人材は次の通りです。

  • 貿易営業ができる人
  • それに伴う語学力がある人
  • 企業にマッチする人

求めるスキルと経験は、履歴書で確認できました。

だからWeb面接では、人間性と企業とのマッチ度を確認することが目的でした。

企業とのマッチ度とは、希望する職種とマッチしているかということと、企業風土とマッチしているかという2点です。

そんなことを考えながらWebでの1次面接を開始したところ、「抜群の第一印象」に全員が魅了されました(笑)

  • 志望動機が明確
  • 意欲的
  • 語学力が凄い(TOEIC900点)
  • 海外赴任もOK
  • 爽やか
  • 礼儀正しい

もう即座に1次面接は合格です(笑)

第一印象の魔力    

1次面接の途中から受け入れ予定部署の責任者は、最終面接以降のイメージを持って話をしています。

そのくらい「抜群の第一印象」だったのです。

もちろん1次面接の「合格通知」を出し、残るは最終面接のみ。

最終面接では会社に来てもらい直接「人」を確認し、応募者にも職場環境・企業風土・雰囲気などを確認してもらうことが目的です。

しかし1次面接の「合格通知」を出した翌日に、次のようなメールが届いたのです。

実は婚約者から県外での勤務にOKが出なかったので、今回は辞退させてください」と。

あれ!?海外赴任はOKって言っていたのに、県外はダメなの??

そんなことを感じつつも・・・、企業側も「残念ですが了解致しました・・もし状況が変わりましたら・・・」と返事を送りました。

すると翌日以降、こんなやりとりが発生しました。

応募者:実はあの後・・、婚約者と話をして説得できたので、再度応募させていただけますか?

会社側:了解しました。それでは改めて最終面接の日程ですが・・・。

応募者:コロナウイルスが心配なのですが、大丈夫でしょうか?

会社側:お気持ちはよく分かりますが、弊社では○○○のような万全の対策をしていますのでご安心ください。

そして、3時間ほどかかるかもしれませんが、公共交通機関ではなくお車で来られることをお勧めします。

また、当日の朝検温をして37.5度以上でしたら面接を延期させていただきますので、ご協力お願いします。

応募者:かしこまりました。安心しました。

しかしその翌日・・・。

応募者:ちょっと事情があって車では行けないのですが、やっぱり不安なのでWeb面接でも大丈夫ですか?

人を見る力      

受け入れ予定部署の責任者が「最終面接もWebではダメですか?」と社長に相談しました。

すると一言・・・「不採用で!

この一連のやりとりを踏まえて、もし入社したらどのようなことが考えられるでしょうか?

  • 言うことを聞かない
  • 屁理屈を言う
  • 言い訳を言う

しかしなぜ受け入れ予定部署の責任者は、このように思わなかったのでしょうか?

それは「抜群の第一印象」があったからです。

そんな悪い人だとは思わなかった」からです。

確かに「悪い人ではない」のです。

言い換えれば「悪気はない」のです。

さらに言い換えれば「社会性がない」のです。

だから不採用なのです。

仮に第一印象が普通だったら、受け入れ予定部署の責任者も迷わず「不採用」と言っていたでしょう。

逆にいえば、抜群の第一印象があったので、相手(面接者)の心のガードが下がり聞く耳が開き、その後のコミュニケーションが円滑に進んだとも言えるのです。

だから、コミュニケーション能力を高めるには、第一印象はとても大切なのです。

もちろん、それだけではダメですけどね(笑)

こちら「ありがとうは魔法の言葉」も良かったらご覧ください。