「本音と建前」って意識していますか?
そんなに強く意識している人は少ないと思いますが、ほとんどの人は無意識に行っているのが「本音と建前」ではないでしょうか?
私もその1人です(笑)
では・・・、
コミュニケーション能力を高めるためには「本音と建前」をどう捉えれば良いのでしょうか??
まずは「建前」から考えてみましょう!
目次
- 建前とは?
- 本音と建前
- 調和の建前
建前とは?
しかし、もし「建前」がなかったらどうなるでしょうか?
きっと衝突だらけの日常になるでしょう(笑)
では「建前」はあったほうがいいという事かもしれません。そう考えれば良い言葉ですね。
ここで「本音と建前」という言葉を辞書で調べてみましょう。すると次のように書いてありました。(出典:ウィキペディア)
本音と建前
「本音と建前」とはなんでしょうか??
「本音」は、何かしらの事柄に対して、個人や集団に共有される意識に内在する感情や欲求を含む価値観に照らして心に抱かれるものであり、これは全く自由な心の働きによって形作られる。
ただこういった「本音」は、その人や集団が社会から期待されていたり求められるものとは食い違うこともある。そういった対外的な要素を加味して形作られるのが「建前」である。
「建前」では「本音」のうちで余り他に知られることが芳しくない事柄が語られない一方、例え「本音」では自身が望まない事柄であろうとも、それを肯定することで結果的に自身の望む結果が期待されるなら、敢えて認めるなどされる。
「建前」は「表向きの方針」とも解され、実際の方向性はともあれ、対外的に表明される。
いかがでしょうか?
ちょっと難しいです(笑)
調和の建前
「建前」という言葉が「本音」を隠す行為であると捉えると、あまり良い言葉ではないかもしれません。
しかし「建前」を、物事をうまく進める気遣いと捉えたら、どうでしょうか?
そう考えると、素敵な行為ですよね。
つまり「建前」とは、何のために、誰のためにやるのかというところがポイントです。
自分を守るために行うのが「自己防衛の建前」だとすれば、周囲のために行うのが「調和の建前」ということになります。
そう考えると「建前」って社会で生きていく上で、大切な要素ですね。
そして、相手の「本音」を知ることができなければ「調和の建前」を発揮することは難しいでしょう。
だから「調和の建前」を発揮するためには、本音を見抜く力、本音を知る力を養っていくことが大切です。
そのためのスキルは色々なものがありますが、基本的には思いやりですね。
これが、リーダーや幹部に必要なスキルの1つです。
そして、あなたがリーダーや幹部であるならば・・・、
何よりも本音を知ったときに大切なことは、たとえそれが「自己防衛の建前」であったとしても許すことではないでしょうか?
「本音」を「自己防衛の建前」で隠しているとしたら、そこには「本音」を隠す理由があります。
「本音」を隠していたことを問いただせば「あるべき論」は押し通すことができるかもしれませんが、その後の未来ではより「本音」が見えなくなります。
逆にその隠していた理由を踏まえて「自己防衛の建前」を使わずに「本音」をさらけ出しても良い安心感を与えられれば、その後の未来ではより良い人間関係が構築できます。
その積み重ねが、より良い組織づくりに繋がっていきます。
許すという行為は、強い人にしかできない行為です。
弱い人は「自己防衛の建前」を使うのです。
リーダーや幹部であれば「自己防衛の建前」を許す強さと、「調和の建前」を発揮するしなやかさを身につけたいものですね。
それが、最近の私の課題です(笑)
毎日意識していきたいものです。。。
コミュニケーション能力を高めるためには「本音と建前」そして「自己防衛の建前」と「調和の建前」を意識する!
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