現在「やりたいこと」はありますか?
もっと言うと「夢」ってありますか?
うちの小学生の息子は、将来サッカーの選手になるか、監督になるかで悩んでいるそうですが、夢中になっていることはゲーム(笑)
言動不一致(笑)
でも、何でも熱量を持っているものがあるということは、大切なことだと思っています。
ここでは、私なりの「やりたいことを見つける方法」をご紹介します。
目次
- 「やりたい」のチカラ
- 目の前の楽しいこと
- 「やりたい」の見つけ方
「やりたい」のチカラ
「やりたいこと」に向かう時に、人はものすごいチカラを発揮します。
誰かに何かを頼まれてやることや、「やらなければいけない」という義務と比べて「やりたい」と思って自らやることでは、断然パワーが違うのです。
何かに打ち込むという経験を思い出すと、この「やりたい」のチカラを実感できると思います。
部活でもいいし、趣味でもいいし、もちろん仕事でもいいし、やりたいことがあると、エネルギーも知恵も行動力も全く変わっていきます。
例えば「うまくなりたい」から「練習する」そして「うまくいかない」という壁にぶつかった時に、この「やりたい」のチカラの本領が発揮されます。
「やりたい」という気持ちがあると、たとえ「落ち込む」ということがあっても「どうやったらうまくいくのか」という気持ちが「落ち込む」を上回るのです。
この前向きな選択ができることで、知恵も行動力も変わってくるのです。
しかし誰でもいつでもこの「やりたい」ことがあるとは限りません。
そしてここで、1つの分岐点がやってきます。
それは「やりたい」ことを見つけたいのか、それとも見つけなくても良いのかという分岐点です。
もし、少しでも見つけたいと思うのであれば、ぜひ続きを読んでみてください。
目の前の楽しいこと
私は「やりたいこと」を優先して生きてきたのですが、27歳の時にプロスポーツ選手という夢が破れ(厳密には自分で無理だと判断して諦めたということ)「やりたいこと」がなくなりました。
そこで次の「やりたいこと」を探す前に「やらなければいけない」ことが・・・。
それは生活費を稼ぐこと(笑)
私はプロゴルファーを目指して千葉県にある山奥のゴルフ場で働いていましたが、ゴルフ以外の仕事となると引っ越さなければいけませんでしたが、そのようなお金の蓄えはなく、反対されていた親に相談する気もなく、先輩の家に4ヶ月間居候(いそうろう)をしていました。
今どきなかなか居候っていないですよね(笑)
そんな時に刹那的に楽しいことをたくさんしました。いわゆる遊びですね。
細かいことはここでは書きませんが、それはどれもこれも楽しいのです。
しかしその「目の前の楽しいこと」は長続きせず、何か物足りなかったですし、本当の「やりたいこと」が欲しかったのです。
「やりたい」の見つけ方
そんな時に恩師から言われたことがあります。
それは「今悩んでいることは、5年後にはたいした悩みではない」というものでした。
結果的にまさにその言葉通りで、5年後には「やりたいこと」に注力している嬉しい未来がありました。
もちろん黙って何もせずに、明るい5年後がやってくるわけではありません。
「やりたいこと」がなくなった私は、自分が「生まれ変わったら何になりたい?」を考えました。
この発想は大真面目に考えると、とても大きな気づきとモチベーションに繋がっていきます。
ちなみに私の場合は、プロサッカー選手とプロゴルファーの二足のワラジでした。
- 「大観衆の中で誰もが待ち望むゴールを決めて感動を分かち合いたい」
- 「マスターズで優勝を確信した中で、スタンディングオベーションの18番グリーンに、手を上げながら向かっていきたい」
しかし・・・さすがにスポーツ選手という夢は今世では実現しないという認識はありましたので、なぜスポーツなのかを掘り下げていきました。
と言いたいところですが、掘り下げる前に、Jリーグのチームに履歴書を送っていました(笑)
考える前に、ついつい行動をしてしまいました(笑)
3つのチームに履歴書を送ったところ、ありがたいことに2チームからお返事をいただきました。
その内容は「現在募集しておりません」というものでした。
「募集していなくても、熱意があれば何とかなる」と思っていましたが、現実はそうではありませんでした(笑)
(今思えば)当たり前ですよね(笑)
しかし何か自分に付加価値があれば、チームに必要とされたかもしれないと考えた時に「何があったら自分は嬉しいのか」と考えました。
例えば、営業力、集客力、広報力、リーダーシップ、専門知識、チームドクタースキルなどなど色々と浮かびましたが、自分の中で思ったことはチームの経営に貢献できるスキルだったのです。
1999年に、親会社の倒産によって横浜フリューゲルスというプロサッカーチームが、ライバルチームに吸収合併する形で消滅するという出来事がありました。
そんな時に経営をサポートする力が自分にあれば、チームに貢献できるのではないかと思ったことが、経営コンサルタントの道を志したきっかけでした。
「生まれ変わったら何になりたい?」を少し真剣に考えることで「やりたいこと」を見つけるきっかけになります。
そして「やりたいこと」を見つける以外の効果もありますが、それは次の機会に書いてみようと思います。
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