自信っていうものは、デパートかどこかに売ってんのか!!(怒)
これは前職の社長が、幹部会議で私の同僚に言い放った言葉です。
もちろん自信なんてデパートには売っていませんし、お金を出しても買えるものでもありませんし、自信はまさにPriceless(プライスレス)なのです。
だからこそ、どうやったら自信をつけられるかが知りたいのです!
皆さんは、どうやって自信をつけますか?
自信に満ち溢れている人は輝いていますし、常にそんな人でありたいものです。
今回は、私なりに自信をつける方法を考えると「やっぱりこれしかない」というお話です。
目次
- 自信のきっかけ
- きっかけはいただきもの
- 自信をつける方法
自信のきっかけ
自信をつけるには、やはり良いきっかけが必要です。
言い換えると、良いきっかけがあると、自信をつけるチャンスがやってくるのです。
人それぞれだと思いますが、一般的な3つのきっかけをご紹介します。
①褒められる
誰かに褒められて嬉しくない人はいませんし、最近では特に子どもに対して「褒めてのばす」なんていうこともよく聞かれますよね。
うちの子どもも「凄いね〜」「やるね〜」「やったね〜」なんて言うと、もう満面の笑みで、モチベーションなんてぐんぐん上がっちゃいます(笑)
そして「僕はすごいんだ~」「私はできるんだ~」なんて感じで、自信に満ち溢れた表情になっちゃいます(笑)
仕事においても、上司のたった一言の褒め言葉で、自信がついちゃう部下なんてたくさんいますよね。
それくらい「褒める」という行為には、影響力があります。
②結果が出る
例えば、テストの点数がよかったら、自信がつきますよね。
それがはじめての100点満点だったら、自信はついちゃうしモチベーションも上がっちゃいますよね。
そして心の中では「やればできる〜」なんて大声で叫んじゃいます(笑)
例えば、初めて逆上がりができたら、今までの苦労も一瞬で忘れて、自信がついちゃいます。
例えば、営業の仕事で初めて契約が取れたら、それはそれは嬉しいし、モチベーションも上がるし、さらに仲間に褒められたら、自信がつかない人なんていないでしょう。
ひょっとしたら一生覚えている出来事になるかもしれません。
③勝負に勝つ
例えば、長いこと勝てなかった相手にやっと勝つことができたら、自信はつきますよね。
勝負の世界では結果が明確です。
どうしても勝ちたい大会に照準を合わせて、狙い通りに勝つことができたら、誰でも自信をつけるでしょう。
私はサッカーが好きなので、思い出深い試合があります。
それは・・・1993年の10月25日のアメリカW杯の最終予選でそれまで9年間勝てなかった宿敵の韓国に、カズ選手のゴールもあり1-0で勝った試合は、日本に大きな自信をもたらしたとして今でも鮮明に覚えています。
(その3日後にあのドーハの悲劇が訪れてしまうのですが・・・)
きっかけはいただきもの
先ほどご紹介した3つのきっかけは、自信がつくだけでなく、人生において大きな分岐点になることもありますし、人生の財産になることもあるでしょう。
しかし視点を変えると、先程の3つのきっかけは、全て自分の力でつくり上げることはできません。
つまり他力本願の要素が多く、「きっかけはいただきもの」なのです。
- 素晴らしいことをしても、褒められないかもしれません。
- 頑張っていても、思い通りの結果が出ないかもしれません。
- いい戦いをしても、勝負に勝てないかもしれません。
勝負は時の運ですから、結果に恵まれないこともあります。
自信をつける方法
では、先程書いた3つのようなきっかけがなくても、自信をつけるにはどうしたら良いのでしょうか?
自信をつける方法を突き詰めていくと「日々の積み重ね」しかないと私は思っています。
褒められなくても、結果が出なくても、勝負に勝てなくても、そこに向けて準備をしてきた自分や、努力してきた自分を、誰よりも分かっているのは自分自身です。
他人が分かっていなくても、自分は分かっているから、自分を信じられるようになるのです。
だから自信!!
その「日々の積み重ね」は、決して消えることはありません。
だから結果以上に大切なことは「日々の積み重ね」なのです。
これ以上ない「日々の積み重ね」をしてきたという自負があれば、本番前に「これでダメだったら仕方がない」と気持ちを整理することができ、結果を想像することよりも「日々の積み重ね」を発揮する「今」に集中することができます。
その「日々の積み重ね」を実感できれば、どんな結果であれ前向きに捉えることができます。
そして勝負の世界では「良き敗者であれ」という言葉があり、「良き敗者」は勝者を称える姿勢を持っています。
もちろん負けて悔しくない敗者はいないでしょうが、勝者を称えられる敗者は結果を受け入れることができます。
そんな結果を受け入れられる敗者は「日々の積み重ね」をしてきた人なのです