あなたは「営業」という言葉を聞いて、どのような印象を持ちますか?
採用に携わる身としては、営業職の人気があまりないと感じています。
具体的には、営業職や身体を使って仕事をするような現場職には応募が少なく、事務職の求人に対してよりリアクションがあると実感しています。
しかし、仕事の価値や尊さという視点も忘れてはいけません。
ここでは、仕事を生み出す営業という尊い仕事の中で、営業資料の作り方と見せ方についてポイントをご紹介します。
目次
- 良い営業資料とは
- 営業資料の良い使い方
★良い営業資料とは
良い営業資料とは、どのようなものでしょうか?
- 見た目
- 分かりやすさ
- イメージのしやすさ
他にも色々な要素があるかと思いますが、あなたはどう思いますか?
先ほど挙げた見た目などのような要素も大切ではありますが、営業資料の良し悪しを決める際に最も大切なことではありません。
最も大切なことは何なのかというと、それは目的によって決まってきます。
では、営業資料の目的とは、なんでしょうか??
営業資料を作成することが増えていくと、この目的を忘れてしまう人が多いという印象があります。
営業には成約や合意や承諾のような目的があるので、そこに向かうまでのサポートをしてくれるのが、営業資料の役割となります。
だから営業資料の見た目などよりも、この目的に沿っているかどうかということが、良し悪しの基準となってくるのです。
★営業資料の良い使い方
そんな営業資料の見せ方について、お勧めの方法をご紹介します。
その前に一般的には、どのように営業資料を見せるのでしょうか?
おそらく、事前に営業の目的を考え商談相手に響くようなことをイメージしながら資料を作成し、それを事前に準備して見せるのではないかと思います。
トークと共に、この資料づくりにおいてもストーリーがとても大切になります。
しかし、営業という仕事では相手がいるので、当初自分が思い描いていたストーリーとは違った展開になることもあります。
そうなってくると、想定していた説明の機会が得られなかったり、違った話題になったりということがよくあります。
そんな時には「このパターンの資料も用意しておけばよかった」と思うことがあるかもしれませんが、さすがに相談相手の前でパソコンを開いて資料をつくることはできません。
しかし、本当にそうでしょうか?
その場で営業資料を作る方法が、あります。
それは、手書きです。
その場で真っ白な紙に話しながら描いていけば良いのです。
その描き方によっては、すごく価値があり、商談を前に進めてくれたりもします。
しかしこれを実現するためには、思考力、想像力、創造力、デザイン力など複数のスキルが必要になってきます。
しかし、誰にでもできる手書きの方法があります。
それは、事前に作成した資料を商談中に渡すのではなく、その場で真っ白な紙に描き出すという手法です。
これは、事前に用意した資料を渡すよりもインパクトがあります。
インパクトがあるということは、相手の注意を引くことができ、相手が興味を持ってくれるということです。
だからこのような手書きの営業資料が、相手の心に響くという結果をもたらしてくれるのです。
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