コミュニケーション能力における第一印象の重要性 〜メラビアンの法則に学ぶ〜

コミュニケーションスキル

先日お世話になっている名古屋に住むYさんと飲みに行く機会がありました。お店は私のオススメにさせてもらいました。

そのお店は美味しいだけでなく、静か過ぎずうるさ過ぎず、程良い賑やかさで、個室のある私のお気に入りのお店の1つでもあります。

そこで実感した、コミュニケーション能力における第一印象の重要性についてシェアさせていただきます。

その前に、あなたはメラビアンの法則をご存知ですか?

メラビアンの法則とは、人と人がコミュニケーションを図る際、相手にどのような情報が影響を与えるかを整理した心理学の法則です。

その法則によると、3つの情報が次のような割合で相手に影響を与えるとのことです。

55%:視覚情報(見た目の情報)

38%:聴覚情報(口調や話のスピードなど)

 7%:言語情報(話の内容など)

端的にいえば「話の内容よりも目や耳から入る情報の方が重要だ!」ということです。

だから話しかける際には、見た目の課題を疎かにしてはいけないのです。

話し方や話す内容をいくら考えても「見た目」で不合格をもらってしまうと、相手は心を開いてくれないのです。

メラビアンの法則の法則について詳しくは、こちら「話す時の妙な説得力はなぜ生まれるのか?」をご覧ください。

では、冒頭の事例に戻ります。

昭和生まれの私としては、お世話になっている年上の人との食事なので、当然先にお店に行きYさんを待つことにしました。

そして店内の席を一度確認しようと思い、受付にいき予約している旨を伝えると、個室に案内してくれました。

その時のお店の人が、とても爽やかで素敵だったのです。

「その人が」と言いましたが、「その人の対応が」という言い方のほうが正しいかもしれません。

さらに、その女性は可愛いのですが「可愛い」というよりも「可愛らしい」という感じの人だったのです。

なんとなく、どんな人かイメージできましたでしょうか?

雑談していると、地元の大学生で、このお店ではアルバイトをしているとのことでした。

その時の私の気持ちは「頑張ってね」というような応援する気持ちになっていました。

その後、私はお店の前でYさんとそのお友だちが来るのを待っていましたが、久しぶりに会うと、もうそれだけで楽しい気持ちです。

すぐにお店の個室に入り「いや〜久しぶりですね〜」とか「元気でしたか~?」とか「この前あったのは去年の10月くらいでしたっけ?」などなど、会話が止まる雰囲気はありません。

そして「とりあえず飲みましょう」ということで、メニューを見ていると、おしぼりが来ていないことに気づきました。

そこでYさんが呼び出しのブザーを鳴らすと、店員さんがすぐに来られ「おしぼりがないんですよ」と伝えると「それはすみませんでした。今お持ちします」と言ってその場を立ち去りました。

なんとなくですが、その対応が良い印象ではありませんでした。

せっかくのYさんとの再会なのに、ちょっと残念だと思っていると、なんとなくYさんとそのお友だちも同じようなことを感じていたようで、最初の雰囲気が少しトーンダウンしてしまいました。

雰囲気や感情というものは、本当にちょっとしたことで変わってしまうものであり、かつコミュニケーション能力という観点でいくと、その雰囲気や感情がもの凄く大切だったりするのです。

そんな少しトーンダウンした雰囲気が、ちょっとしたことで、逆に盛り上がっていきました。

そのきっかけは、冒頭のアルバイトの登場でした。

おしぼりがなくて大変申し訳ありませんでした」とお店の人が入ってきたのですが、それが最初に話していたアルバイトの女性だったのです。

私が最初に会った時に感じたことを、Yさんも感じたようで「全然構わないよ。それよりもビールを3つ持ってきてもらっていいかな」と伝えると、そのアルバイトの女性は爽やかな笑顔で「かしこまりました」と返事をして一旦席を離れました。

すると思ったよりも早く「お待たせしました〜」という声と共に、生ビールを3つ届けにきてくれました。

すると、Yさんは「君は感じがいいね〜。アルバイトなの?このお店は初めて来たけど、素敵なお店だね〜。何よりも君の接客がいいから、今日は大当たりだよ。ありがとうね」と話していました。

仮に、おしぼりを持ってきてくれた店員さんが、呼び出しブザーを鳴らした時に来た店員さんだったら、このような雰囲気にはならなかったと思います。

それだけコミュニケーションにおいて、このアルバイトの学生さんの第一印象の影響が大きかったのです。

見た目が良いとかスタイルが良いとか、そんなことよりも、雰囲気がいいとか態度が良いとか感じが良いという、言葉では表現しにくいような部分の方がコミュニケーション能力においては大切なのです。

それを一言でいうと、感性というのかもしれません。

コミュニケーション能力においては、感性が大切になりますし、だから第一印象が大切になってくるのです。

アルバイトの年下の女性に、このような大切なことを教えてもらったおじさんたちの飲み会は、おかげさまでとても楽しいものになりました。

感性について興味のある方は、ぜひこちら「野村克也さんの名言に学ぶ 〜感性がなければ始まらない〜」もご覧ください。

タイトルとURLをコピーしました