誰でもできる〇〇というと、本当にそんなことできるの!?と思われる人がいるかもしれませんが、これは本当に誰でもできる、簡単な〇〇です。
しかし、どれほどできるかは個人差があるので予めご了承ください。しかし間違いなくアップします。
今回のテーマは「当事者意識」です。
当事者意識って何でしょうか?
考えたことはありますか?
定義を言葉にすると・・・、
- 自分自身がその事柄に直接関係しているという、意識を持っていること。
- 自分自身が関係者であるという、自覚を持っていること。
というところでしょうか・・・。
目次
- はじめに
- やりたいことをやらせる
- 任せる
- アウトプットの機会
- さいごに
はじめに
仕事において、当事者意識はとても大切です。
一方で、当事者意識を持っていない人が多いと実感することもあります。
だから、当事者意識を持ちなさいっていうことを言われたり、周りでそのような声を聞くことは誰でもあるのではないでしょうか。
では、なぜ当事者意識のある人と、そうでない人がいるのでしょうか?
責任感の違いでしょうか?
それもあるかもしれませんが、それだけではないような気もします。
そして悩みどころは・・・。
当事者意識のない人に、どうやって当事者意識を持たせれば良いのでしょうか?
やりたいことをやらせる
例えば、勉強はやりたくない。
でもサッカーは大好きなので、部活は一生懸命に頑張っているとします。
そして有名なサッカー選手が訪れる授業では、目をキラキラと輝かせて勉強をします。
しかし、翌日の理科の授業では睡魔に襲われます。
こんな経験は、誰にでもあるのではないでしょうか?
このように自分が関心を持っていることについては、勝手に当事者意識を持ちます。
言われれば、当たり前のことですよね。
任せる
完全に任せます。
そして任せたら、基本的には口を出さないことです。
そして大切なことは・・・、
任せる時に、目的を明確にします。
そして、なぜあなたが適任なのかを伝え、
なぜあなたに頼みたいかを伝えます。
そして任せる際にもう1つ大切なことは・・・、
それは、「やりたいのか?」という問いを与えて、「YES」という返事を確認して、報連相の義務を確認することです。
報告に関しての定義が曖昧な時には、ぜひこちらの「ビジネスの基本である報告とは 〜仕事ができる人の条件〜」をご覧ください。
アウトプットの機会
知識や情報を得ることは、人が成長する上でとても大切です。いわゆるインプットという行為ですね。
しかし、インプットをすることで、どれだけの人が当事者意識を持っているでしょうか?
それはその人の興味や責任の度合いによって個人差があります。しかしそんな時に、次のような機会があったらどうでしょうか?
1ヶ月後に〇〇のことについて、みんなの前で10分間話してください。
話し方はお任せしますが、内容について詳しく知りたければ◇◇を読んで理解してください。
つまり、アウトプットの機会を設けるということです。
こうなると、◇◇を読む意識も変わってきますよね。だって読むだけではダメで、10分間話すために読まなければならないからです。
つまり、読む目的が明確になり、期日も明確になることでスピード感もイメージできるようになります。そして、やらなければいけないという優しいプレッシャー(笑)も感じるようになります。
このような機会設定の際に、もしその人にとってハードルが高い場合には、チームで取り組ませるのも良いかもしれません。
そしてこのような機会を、自ら設定できる目標意識が、自分で習慣化されていると最高ですね!!
さいごに
当事者意識の持たせ方は、他にも色々な手法があります。
人によっては、人から言われることを忠実にやる方が、責任も重くないし楽でいいという人もいます。これも決して悪いことではありません。
しかし、当事者意識というキーワードで確実に言えることは・・・、
当事者意識を持った日常は、楽しい!!
自分で考えて主体的に行動することと、人から言われたことをただやることと、どちらが楽しいでしょうか?
主体的に物事に取り組むと、自分の行動が引き起こす結果が現れます。
その結果がどうであれ、自分が主体的に取り組んだものであれば、その行動を振り返り自分で課題を見つけることができます。
つまり、自分で解決できる可能性の高い課題を見つけることができるのです。
自分で解決できる可能性の高い課題を見つけられると、自分で対策を考える機会が設けられます。
その繰り返しによって、自分の人生を自分の力で切り開いていける可能性が増してきます。それって嬉しいことですよね!!
人生の財産となる「経験」は年数ではなく、経験値です。
その経験値には主体的に取り組んできた過去が大きく影響します。
主体的に取り組んだ経験は当事者意識を育み、人生を豊かにしてくれるのです。
経験値に関しては、こちら「経験と経験値」をご覧ください。