子育ての基本だな〜と思っている言葉があります。
それは・・・。
「子どもは親の言う通りにならず、親のようになる」
この言葉は、以前ある方から教えてもらった言葉です。
最初は「むむっ」と思い、次に「うんうん」と聞き返し、最後に「なるほど〜」と納得しました。
私は幸運なことに2人の子どもがいて、この言葉を聞いた時は、5歳と3歳でした。
もちろん子どもに対して色々と言いますが、基本的に子育ては妻に任せっきりです(笑)
目次
- 親の期待
- 親のようになる
- 親の責任
親の期待
なぜ親は、子どもに色々と言うのでしょうか?
それはもちろん子どもに良い人生を送ってほしいからです。
色々な感情はあっても、これに尽きるのではないでしょうか?
子どもに良い人生を送ってほしいと思い、親として「こうしたらいい」「こうしないといけない」と思うことを伝えます。
それはそうですよね。
だって親の方が長く生きているわけですから、経験値が違います。
似たようなことをだいたいの親は経験していますから、どうなるか?も想像できるし、こうしたほうがいいとアドバイスできることもたくさんあります。
しかし、正解に導いてあげることが大切なことではないのです。
そして、子どもに色々と言っても、なかなかその通りにならないことが多くあります。
子どもは、なかなか手強いのです(笑)
そこで、親も考えます。
「言い方」を変えてみたり「言う」という行為を「やらせてみる」という行為に変えてみたり「言う」という行為を我慢して「聞く」という行為を優先してみたりなどなど。
親子のコミュニケーションについて色々と考えますし、子どもとの会話を通してコミュニケーション能力が身についてきます。
子どもはコミュニケーション能力の大先生なのです(笑)
コミュニケーション能力は、仕事においても重要です。だから勉強しないといけないのです。
そしてその勉強の成果は、コミュニケーション能力の向上として現れるだけでなく、親子関係や仕事においても、さらに人生においても貴重な財産となるのです。
しかししかし、いくら親子のコミュニケーションについて考えても、なかなか言う通りにならないものです。
子どもは、なかなか手強いのです(笑)
そうなんです。
残念ながら「子どもは親の言う通りにならない」のです。
親のようになる
親子って似ていますよね。
ビックリするくらいソックリな親子もいます。
初めて会った子どもなのに、絶対に「〇〇の子どもだ!」と、ひと目見ただけで確信できる時もあります。
やっぱりDNAですかね!?
確かに顔も似てるんですけど、雰囲気や仕草なども似ている親子って多いですね。
そして何よりも性格!!
特に自分の「まずいな〜、直したいな〜」と思う性格など(笑)
そうなんです、まさに・・・。
「子どもは親の言う通りにならず、親のようになる」なのです。
もちろん先天的に似ているところもあるでしょうが、それだけではなく、生まれた後に後天的に似てくる部分も多くあります。
教育において「背中で教える」という言葉もありますが、親が頑張って背中を見せようとしなくても、毎日背中を見ています。
かっこよく見せようと思う背中だけでなく、素の背中も含めて、四六時中背中を見られたい放題なのです。
「子どもは親の言う通りにならず、親のようになる」のです。
親の責任
親は生まれたての我が子に無償の愛を注ぎますが、子どもが大きくなるにつれ、いつの間にか上下関係で接していくようになります。
もちろん、教えられることや伝えられることは多々あるでしょう。
しかし・・・、
子どもの成長を望むのであれは、親が成長しなければいけないのです。成長する努力をしなければいけないのです。
これが子育ての基本です!!
- 子どもに頑張って欲しければ、親が頑張る姿を見せればいいのです。
- 子どもに成長して欲しければ、親が成長する姿を見せればいいのです。
- 子どもに良い人になって欲しければ、親が良い人になればいいのです。
親であるというだけで、偉いということは決してないのです。
子どもの命を授かり子どもの成長を願うならば、親が子どもの手本となれるように努力をするのです。
これが子育ての基本であり、親の責任です。
一方で、子どもを愛おしいと思う気持ちを実感することで、「自分が親になって、初めて親の気持ちが分かる」なんて偉そうに思ったりもします(笑)
しかしそれもきっと、親の気持ちのごく一部なのでしょう。
それでも親の気持ちを垣間見ることができると、親としての立場を少し理解できて、子どもの頃の多くの自身の過去に対して反省が生まれます。
そして何よりも忘れてはいけないのが、親への感謝ですね。
子どもから教えられることがたくさんあります。
だから目の前の命に対しては、無条件で感謝ですね!
ありがとうございます!!
親子のコミュニケーションにも役立つ情報として、こちら「あなたの・・・コミュニケーションの課題が分かる本」もぜひご覧ください。
4 ピンバック