「前向き」って何でしょうか?
辞書を引いてみると・・・。
- 正面を向くこと
- 物の見方が積極的・発展的であること
と書いてあります。いわゆる「前向き」っていうのは②ですよね。
では・・・。
「発展的」って何でしょうか?
同じく辞書を引いてみると・・・。
発展する傾向・状態にあるさま
と書いてあります。
ん〜〜〜ぼんやりしてきた〜〜〜(笑)
目次
- はじめに
- 前向きの定義
- 自分の影響が及び範囲
- 前向きな考え方
はじめに
では辞書ではなく「前向き」から連想されるイメージはどのようなものでしょうか?
- 明るい
- 元気
- 声が大きい
- 笑顔
- リズミカル
- ハイテンションなどなど、大体こんな感じでしょうか・・・。
だから「前向き」になるということは、ここに書いたようなことを意識すれば良いということでしょうか???
ん〜〜〜ますます〜ぼんやりしてきた〜〜〜(笑)
前向きの定義
ほとんどの人は「前向き」に生きたいと思っているのではないでしょうか?
「後ろ向き」に生きたいという人はあまりいないと思います。
でも「前向き」に生きるためには、何かぼんやりしたイメージだけではなく、具体的に意識すべきことがあるといいですよね。
セルフモチベートとして次のような言葉も大切です。
- 俺はできるんだ
- やればできる
- 失敗したくなければ挑戦をするな
- でも挑戦のない人生に成長はない
- 成長のない人生に喜びはない
- だから挑戦しよう!!
こういうセルフモチベートは大切です。
でも精神論のような言葉ではなく、考え方で前向きになれる言葉はないのか〜い??
私にとってそんな言葉がこちらです。
前向きとは「自分の影響が及ぶ範囲に注力すること」
これだとどうでしょうか?
これは私の好きな、スティーブン・R・コヴィー博士の「7つの習慣」の「第一の習慣」にも通じる内容です。
しかし、ぼんやりとは違って、逆に分かりにくいという声が聞こえてきそうなので、少し補足をします。
「自分の影響が及ぶ範囲」とは、自分が行動して変えられる可能性のある範囲です。
逆に自分が行動しても変えられる可能性のないことは、考えないということです。
乱暴にいうと、考えても無駄です!!
「自分の影響が及ばない範囲」を考えれば考えるほど、人はパニックになります。
それはなぜかというと・・・
- 「自分の影響が及ばない範囲」を考えても、物事が好転するかどうかは分からないからです。
- 物事が好転するかどうか分からないことが続くと、何をしたら良いか分からなくなってきます。
- 何をしたら良いか分からなくなってくると、人はパニックになってしまいます。
自分の力ではどうしようもないからです。
自分の力ではどうしようもないことを考えることは、決して「前向き」とは言えないでしょう。
自分の力でどうにかできることを考えることを「前向き」というのです。
だから・・・
前向きとは「自分の影響が及ぶ範囲に注力すること」
自分の影響が及ぶ範囲
次の定義で、いくつか事例をご紹介します。
- 後ろ向き:自分の影響が及ばない範囲の思考
- 前向き :自分の影響が及ぶ範囲の思考
現象:明日の天気は雨予報
- 後ろ向き:あ〜明日雨降らないで欲しいな〜
- 前向き :明日雨だったら予定をこう変えよう!
現象:ある人がずるいことを言っている
- 後ろ向き:あ〜あの言い方変わってほしいな〜
- 前向き :あの人にはこういう話し方をしよう!
現象:交通事故のため渋滞が起きている
- 後ろ向き:早く渋滞が終わってほしいな〜
- 前向き :まずお客様に遅れることを連絡しよう!
現象:相手が何を考えているか分からない
- 後ろ向き:相手も同じ意見だといいな〜
- 前向き :こうやって聞いてみよう!
現象:なかなか熱が下がらない
- 後ろ向き:明日会社に行けなかったらどうしよ〜
- 前向き :念のため彼に電話をして説明しておこう!
前向きとは「自分の影響が及ぶ範囲に注力すること」
でもそれを分かっていない人が多いのです。
もしくは頭じゃ〜分かっちゃいるけど〜〜〜っていう人が多いんです。私を含めて(笑)
しかし「自分の影響が及ぶ範囲」のことを考えれば、焦ることはあっても、何をすれば良いかが見えてきます。
何をすれば良いかが見えてくれば、どうすれば良いかを考えるようになります。
どうすれば良いかを考えると「前向き」になれます!!
そうすると、発展の可能性が生まれてきます。
前向きな考え方
前向きとは・・・ものの考え方が積極的、発展的であること。
「 自分の影響が及ぶ範囲」について主体的に考え、積極的に行動すれば、発展的な可能性が増えてきます。
そして、その可能性を自分の力でさらに広げることができます。
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