営業という仕事は、とても尊い仕事だと思っています。
理由は、色々あります。
例えば・・・
- 数字に追われる
- プレッシャーがある
- 責任がある
- 達成感がある
- お客様に直接喜ばれる
他にもたくさんあるかと思いますが、私はこんな理由から営業という仕事は、とても尊いと思っています。
「営業はイヤだ!」という人がいますが、その理由には「ノルマがある」とか「目標に対して未達だと怒られる」とか、何かネガティブな要素にフォーカスしていることが多いと思います。
しかし、もし「営業はイヤだ!」と言っている人の中で、営業をしたことがないという人がいたら、それはもったいないなと感じてしまいます。
なぜならば、営業から学べる機会を逸してしまっているからです。
現代においては、営業という職種を経験することがなくても、今は個人レベルでメルカリやヤフオクを通じてものを販売することができるので、営業っぽいことを経験することもできます。
営業のポジティブな要素であったり、お客様に直接感謝されるような経験をすると、人生観が変わると私は思っています。
目次
- 考える力には限界がある
- 考える力に限界はない
考える力には限界がある
どんな仕事でも「悩み」はあると思いますが、同様に営業でも多くの「悩み」が発生します。
そして営業においては、目に見える成果を出すという責任が伴うこともあり、ますます悩むのです。
なぜ、ますます悩むのかというと、それは目に見える成果を出すイメージがしにくいからです。
このような悩む経験を与えてくれるのが、営業という尊い仕事なのです。
そんな感謝の気持ちを持つことで、営業を通して得た経験を未来に活かしていけるのですが、営業の真っ只中にいる人にとっては、こんな風に余裕を持って考えることは簡単ではありません。
私もこんなことを書きながら、余裕もなく何かに追われるように営業をしていたことを思い出しています。
しかしこのような状況で、余裕がなくなり「どうしたら良いか分からない」という状態になると、人はモチベーションが低下したり無気力になったり、時には脱力感や絶望感に苛(さいな)まれ、自己否定をしてしまう人もいるかもしれません。
だから「もうこれ以上は考えられない」という状況になると、考える力の限界を感じてしまうのです。
考える力に限界はない
では「もうこれ以上は考えられない」という状況になった時には、どうしたら良いのでしょうか?
きっと正解はいくつもあるでしょうが、自分なりの答えを見つけることです。
では、自分なりの答えを見つけられるような人になるためには、どうしたら良いのでしょうか?
それは、壁にぶつかる経験をたくさんすることです。
テクニックのような技術的な答えを期待していた人もいるかもしれませんが、根本的にはこのようなことが大切になります。
では、それ以外に大切なことは何かというと、私の経験上「思考を整理すること」です。
そのために、紙に図を描くことを大切にしています。
ではどんな図(正しくは、落書きといったほうが良いかもしれませんが 笑)かというと、次のようなものです。
これを描いて「現状」と「理想」について改めて考えるだけで、限界値だと思っていた「考える力」が復活し、グレードアップします。
つまり限界だと思っていたところが、実は限界ではなかったと感じることができるのです。
例えば「現状」にフォーカスして思考してみると、どうでしょうか?
それまでは「私には知識が足りない」と思っていても、絵を見ながら思考することで「全ては分かっていないけど、〇〇については分かっている」とか「全ては分かっていないけど、相談にのってくれる上司がいる」などと、それまでには見えていなかったことに気づくこともあります。
例えば「理想」にフォーカスして思考してみても、同様です。
それまでは、どうやって商品を説明しようかと悩んでいたけど、営業の理想(ゴール)について考えてみると、今まで想定していたゴールとは違うかもしれないという気づきが生まれるかもしれません。
そして今まで悩んでいた説明力不足なんて大きな問題ではなく、それよりもお客様が悩んでいることをもっと知ることが課題だと気づくかもしれません。
このように、紙に1つの図を描くだけでも、限界だと思っていた考える力が活性化するのです。
やはり、人間の可能性に限界はないのです。
少なくとも、私はそう信じています!!
交渉について興味のある方は、ぜひこちらもご覧ください。
コメント
[…] 営業における「イメージマップ」については、こちら(営業における「考える力」に限界はある!?)をご覧ください。 […]
[…] 初対面における「イメージマップ」については、こちら(営業における「考える力」に限界はある!?)をご覧ください。 […]