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新人育成, 幹部育成, 人事の仕組み化

「素直」と「謙虚」は忘れない 〜でもついつい忘れてしまうもの(笑)〜

突然ですが、あなたは「素直」ですか?

う〜ん・・・

では、あなたは「謙虚」ですか?

う〜ん・・・

こうやって聞かれると、返事が難しいですよね。

しかし成長するためには、この「素直」と「謙虚」という姿勢がとても大切です。

「素直」と「謙虚」は、社会人1年生の時は、ほとんどの人が持ち合わせているものですが、年齢を重ねていくと・・・

なぜ忘れていってしまうのでしょうか?

目次         

  • 初心と素直
  • 謙虚な人
  • 未来は描くもの

初心と素直      

社会人1年生が「素直」と「謙虚」を持ち合わせているのであれば、初心を忘れなければ良いのですが、ついつい初心を忘れてしまうのです(笑)

私も日々反省です(笑)

では「初心」とは、何でしょうか?

社会人1年生のように、何か新しいことを始めた時を思い出すと分かると思います。

そんな時は「◯◯を知らない」「◯◯が分からない」「◯◯ができない」という状態かと思います。

そんな時は、自分1人の力ではどうしようもないものです。

ではそんな時は、どうしたらいいのでしょうか?

それは勉強するしかないし、誰かに聞くしかないのです。

つまりそのくらいの選択肢しかないので、あれこれ考えるよりも「やれることをやるしかない」のです。

だから必然的に「素直」になれるのです。

詳しくはこちら「初心忘れるべからず」もご覧ください。

謙虚な人       

それでは「謙虚」な人とは、どのような人でしょうか?

辞書をひくと、次のように書いてあります。

  • 控え目でつつましいこと
  • へりくだって素直に相手の意見などを受け入れること

「素直」とニュアンスが似ているところがありますね。

これも「素直」と同じで、社会人1年生の時には、ほとんどの人が「謙虚」なのではないでしょうか?

ここでも社会人1年生のように、何か新しいことを始めた時を思い出すと分かると思います。

そんな時も「◯◯を知らない」「◯◯が分からない」「◯◯ができない」という状態であるとともに、周囲の人と比べて色々な意味で自分が劣っているのです。

自分が周囲の人と比べて劣っているのに、なかなか偉そうにはできないですよね(笑)

しかし時が経つとともに自分が成長してくると、その「謙虚」な姿勢を忘れてしまう人が多く出てきます。

残念ながら私もその1人です(笑)

時が経つとともに自分が成長するということは、当然自信もついてきているわけですが、だからといってそれが原因で「謙虚」な姿勢がなくなるわけではありません。

大切なことは、視点です。

 

私が好きなサッカーのカズ選手(三浦知良選手)は、次のように言っています。

世界に目を向けるといつでも謙虚になれる

やっぱりキングです!

カズ選手については、こちら「三浦知良選手ってこんな人 〜カズ選手の名言を交えてご紹介します〜」もご覧ください。

 

視野を広く持ち、高みに目を向ければ、人はいつでも謙虚になれるのです。

視野が変わらず、現状に満足していると「素直」と「謙虚」の2つを忘れてしまうのかもしれません。

社会に出て自分の仕事に関わることだけに目を向けるか、それとも自分で目標を持って、周囲のことにアンテナをはって努力をするかどうかで、人の成長もご縁も変わってきます。

未来は描くもの    

 

他人と過去は変えられない

しかし自分と未来は変えられる

 

だから自分を変えることができれば、未来を変えることができるのです!!

ではどうやって、自分を変えればいいのでしょうか?

色々なやり方がある中で、これは間違いないというものをご紹介します。

まずはこちらをご覧ください。

 

 

円の中心にある「影響の輪」と言われる「自分の影響が及ぶ範囲」に力を注ぐことが、前向きであり主体的に生きるということです。

前向きという言葉をもう少し深掘りしたい時は、こちら「前向きになれる言葉 〜精神論ではなく考え方〜」もご覧ください。

一方で自分の「関心の輪」を広げる努力をすることで、自分の器が大きくなり、自分がいるステージも変わっていくのです。

自分がいるステージが変わると、その後の人生で出会う人が変わっていき、人生が豊かになっていきます。

 

なぜならば、人生は出会いによって変わっていくからです。

人生の宝はご縁です!!

 

このように「影響の輪」に力を注ぎ「関心の輪」を広げることで、未来を「自分で」描くことができるのです。

その根底には、大切な「素直」と「根拠」があることをお忘れなく!!